500 MILES (ch.o1)

俳優チェ・ミンシク氏ファンが綴る覚え書き+韓国旅+勉強ブログ。

新緑の全羅道の旅(その6)

2009-05-30 | 韓国旅行記(旅程)
●5月5日●
この日、韓国でも「子供の日」で休日。
人が多いことは重々承知ですが、タイトな日程上、仕方がないですね、、、。
この時期、全羅道では各地でお祭りが開催されているんです。
南原(ナモォン)や潭陽(タミャン)も気になりましたが、
今回は高敞(コチャン)の「麦畑祭り」と咸平(ハムピョン)の「蝶祭り」の2つをハシゴすることに。


まず「麦畑」会場は、市外ターミナル8時35分発のバスを前日に確認していました。
これ逃すと次は9時25分・・・と頭の中では分かっていても、行動に移せない旅の中日の朝。
いくらターミナル裏とは言え、宿でゆっくりし過ぎて5分前にチェックアウト。
フロントで声をかけても誰も出てこないので、
仕方なく昨日少しだけ話しをした商店のアジョッシに急遽ヘルプ~!!
もう急いでたから、あたふたと半ば強引に(笑)コロコロを預かってもらいました。

次はバス乗車ですが、あらかじめチケットを購入しなければいけないそう。
そこで二手に別れることに。
キムチさんは切符購入へ、ワタシはバスを確認し運転手さんに事情を話し止めていました。
36分にドアを開けたまま動きだしたところへ、キムチさんが戻ってきて無事乗車。
乗客のおばあちゃんに「1分遅刻よ~」とか笑いながら言われちゃったけど、これぞチームプレイ(笑)。


20分ほどでムチャンという町へ到着。
うわー、エエ雰囲気醸し出してるターミナルですなぁ(´▽`*)スキ

バスを降りるも何も分からず、運転手さんが何処へ行く?というので、
「麦畑祭り」と答えると、あの商店前から乗り換えだと。


おぉッ、ここッスね。これまた素敵。
店内では数人のおばちゃん・おじさんが談話中で、また「何しに来た?」と。
奥に時刻表が貼られていましたが、予想通りバスは時間が合わず。(@1日7便ほどしかない)
写真に看板が写っていますけど、こっからまだ6キロ先。
はす向かいにあるタクシー会社からタク移動することにしました。
じーちゃん運転手は運転もゆ~~~っくり、話しもゆ~~~っくり(笑)。


「高敞麦畑祭り」の会場~。
早速、目の前に鮮やかな緑の麦畑が広がりましたが、まずは腹ごしらえ♪

まだ9時半なので準備中のブースが多かったかなぁ。
パンフレットを見ると、ステージでの催しは11時~だと書かれています。
もちろん普通のものではなく高敞ならではものが食べたいなと探してると、
「覆盆子(ポップンジャ)冷麺」「ヤンプンの麦ビビンバ」「覆盆子ジャージャー麺」発見。


このうち前2つのメニューがあったこのお店に決定ッ。


覆盆子冷麺。
近所の妖怪ストリートの「妖怪ラーメン」を彷彿とさせる紫麺(笑)。

開店間もなかったので、隣ではバイトくん(高校生)がまかないを食事中。
ヤンプン麦ビビンバに、おそろしくコチュジャンを入れて混ぜ混ぜΣ(゜∇゜;)オモッ
不思議なことに、お水を食べ終わった後に一気に飲むんですよね。


さてさて麦畑~!!(展望台から激写)
パノラマでないから、あまり臨場感が伝わらないと思いますが、

映画やドラマの撮影地としても使われていて、
『トンマッコルへようこそ』、「食客」、『出会いの広場』、
『お母さん』、『とかげの可愛い嘘』等の段幕がありました。


高敞のマスコットたち。
離れたところにいたのですが、マスコット好きキムチさんが走っていき捕獲してくれました(笑)。

聞けば「モロモロ」という名前で、世界遺産のコインドルをモチーフにしたキャラクター。
しかし親たちが「メジュよ」と教えるもんだから、
子供達は「メジュ~メジュ~」と叫びながら近寄っていきます。
メジュ・・・味噌を作るときにできる長方形の固まりのことで、
”ブサイク”という意味でも使われるコトバ(笑)。
(@ドラマ「ありがとうございます」を見た方はお分かりですね^m^)
いや、確かにメジュにも見えますけどね・・・かわいそうやん・・・。


1000wで覆盆子のフローズン。
この店では覆盆子の粉末も売っていました。
通常2万数千wのところ、祭り価格2万wで良いと言われ悩みましたが、
使い道を聞いていてもパッとしなかったので買いませんでした。

結局、向かいのブースで覆盆子の飴とゼリーを購入。
さすがに瓶酒は持って帰るのが大変なので諦めましたが、
キムチさんはしっかり買ってましたね(笑)。

ところで購入後、店員さんが「ここに署名して行ってください」と紙を渡してきます。
「宗教関係かな、、、」と、あまり乗る気なく文章を読み進めて行くと、
どうやら山火事関係の署名のよう。(@最後まで読み切れなかった)
じゃいいやと署名すると(名前とサインだけ)、なんと麦味噌をデーンとくれましたよッ。
何て太っ腹やねんッΣ(゜∇゜;)
これこそ重いけど、タダに勝るものなし。しっかりお持ち帰り~(笑)。


そしてメジュ・・・じゃないモロモロのお土産も購入。かわいいー♪
モロモロの付箋を3つ買ったら(@韓国語教室のお土産に最適)、
「少し色あせて売り物にならないから、どうぞ」と、おまけにポストカードもくれました^-^v


さて、そろそろ次に移動しなくちゃ。(田舎の移動は待ち時間が長いので)
ちょうど空車のタクシーが通ったので、とりあえずムチャンまで戻ろうと乗車。
運転手さんは日本語で歌ってるトロット音楽を流してくれました。
ワタシは『釜山港に帰れ』ぐらいしか知りませんでしたが、
日本語で歌われているトロットも結構あるんですねぇ。(1番:韓国語、2番:日本語とか)

話しているうちに、これから高敞→咸平へ移動することを知ると、
「本当は高敞まで20000wだが、特別に10000wで送ってやる。どうだ?」と。
私は思わず安さにビックリして「えッ!?」と声を上げると、
不服の「え」かと思われ怒られちゃいました(笑)。
会場~ムチャンまでのタク代が8000w。(@たぶん規定)
ムチャン~高敞までのバス代が1人1000wだから、それと同値じゃないですかッ。
もちろん2人揃って「お願いしますッ!!!」。
お陰で後のスケジュールを余裕もって移動することが出来ました(・∀・)v

このアジョッシ曰く、「日本人は細かくスケジュールを立てる」。
まさしく今のワタシたち、スケジュールぎっしり詰め込んでます(笑)。
短い滞在で、行きたいところが多いから仕方ないんですよ。。。

高敞市外ターミナルで降りるとき、キムチさんはしっかり名刺をもらってました。
いつか高敞を再訪するときに指名してお世話になるんですな、、、さすがちゃっかり者♪
まだ(世界遺産の)コインドルも禅雲寺も残してますしね^^

そして時刻表を確認すると咸平行きのバス・・・次は10分後~ッ!!
急いで商店のアジョッシのところへコロコロを引き取りに。
お礼は、2人でバナナ牛乳を買いました。(カムサハムニダ^^)

バスはもう入っていて、すぐに乗車。
ここはチケット買わなくても、運転手にお金を渡すだけでオッケーでした。
基準がいまいち分かりません。運転手さん次第?


途中停まったターミナルで、蝶の絵が描かれたバス発見。
もうね、、、咸平はいたるところに蝶・蝶・蝶・・・でしたよ(・∀・)v

(つづく・・・)