靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

思うことあれやこれや

2012-01-09 02:03:23 | 思うに
わざわざ口で言わなくも形にしていかなくても、そう思うことでもどんどん形にしていく必要があると感じている。それは言語や文化背景の違う者同士が家の中で共に暮らしているからということがあるのだろう。以心伝心、とはなかなかいかない。

多分こうした異なる者同士の接触が世界中に目に見える(tangible)発展を生んできたのだろう。ネットの発展などで異なるものが個人レベルで入り混ざって行くこれからの日本も今まで何となく感覚で捉えられていたものをどんどん形や言葉にして行く必要があるのかもしれない。言葉にしていくことでそぎ落とされてしまうものは必ずあるけれど、だからこそよりよく表す努力をし続ける。

書かれた文化と書かれていない文化。ユダヤの強さは言葉で書き留められていることにある。離散を余儀なくされた故、どこにいてもユダヤであれるフォーマットが整えられている。何千年も前からの知恵知識歴史伝説が書き留められ、その書き留められたことに対しての議論が書き込まれ続けている。

多分人類はより見えないものを察知する能力を磨く方向へと今後進んでいくのだろう。それでもまだまだ言葉にしていかなくては。精一杯の行為の過程が今後に繋がっていくのだから。センシティブな言葉、言葉と言葉になる以前の境界にあるような言葉が察知されやすくもなっていく。個人レベルで個々の奥にあるそれまで捉え切れなかったことをどんどん出して。

あれやこれやの妄想、載せようか迷ったけれど、多作多捨で。

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