靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

「喜びに蹴つまずく」

2013-12-29 07:26:54 | 引用
Hafizの詩、その出会いから、少し特別な思い入れがあるということもあるのでしょうが、今でも時々手に取り、何度も読み返しては、心の奥底からuplift。(「ある体験、ある詩集との出会い」)

年を経るごとに、彼の一つ一つの詩が、より深く響くようになってきました。

彼の詩は、ホントもう能天気と思えるほど、喜びと希望と明るさに満ちている。彼の「いたところ」は、きっと本当にそうだったのでしょうね。


Tripping over Joy


What is the difference

Between your experience of Existence

And that of saint?


The saint knows

That the spiritual path

Is a sublime chess game with God

And that the Beloved

Has just made such a Fantastic Move


That the saint is now continually

Tripping over Joy

And bursting out in Laughter

And saying, "I Surrender!"


Whereas, my dear,

I am afraid you still think


You have a thousand serious moves.




日本語にしてみます:

喜びにけつまずく


「その存在」の体験について、

あなたと聖人との違いは何だろう?


聖人は、霊的な道というのは

崇高な神とのチェスのゲームのようなものだと知っている


そしてその愛しい存在である神は、今ちょうど素晴らしい手を打った


聖人は、喜びに果てしなくけつまづき続けている

そして笑い転げて言う、「降参です!」


ところが、親愛なるあなたがた、

言うのもはばかれるのですが


あなたはまだ何千もの深刻な「うつ手」があると思っているのです。



真剣真摯精一杯でありながら、深刻に陥らない、そう自分に周りに声をかけつつ。

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