靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

子育てノート、風刺について

2013-12-29 07:26:41 | 子育てノート
ティーンやプレティーンのジョーク、風刺を含んだ少しひねったものが増えてきた。


風刺というのは、普段当たり前に感じている風景を違う角度から捉え、その滑稽さを明らかにしようとする試みと言えるだろう。


私自身、風刺を連ね、ニヒルに毒づいているだけの時期が長いことあった。風刺が実際に行為を起こす力を弱める「ガス抜き」となり、ここぞと言う時に真摯に突破する行為をそぎ落としていた。

ニヒルの奥には、とてつもなく弱く傷つきやすく震える心がある。


風刺が「気づく入口」であること、そこから長い道のりを真摯に歩く、笑いに力をもらいつつ。


あと、弱者への風刺も何らポジティブな力を生み出さない。


親の風刺、体制の風刺、世間一般の風刺、より力を持って見えるものの滑稽さを浮かび上がらせる風刺。それらで緩め、元気を取り戻しつつも、実際に行為を起こす!

そんな話を子供達と。


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