週末、 FIRST Lego League (FLL) competition (レゴのロボットを用いた競技会)。アラスカ全土から参加者が集まった。(http://firstlegoleague.org/ JapanをクリックするとFLLの日本での活動情報も。)
アンカレッジ市に4校ある公立高校の1つにて。
9歳から14歳までの3~10人で成る各グループがロボットゲーム(Robot Game)とプロジェクト(Project)の2部門で競う。
ロボットゲーム:「LEGO MINDSTORMS(レゴ社製品)」を用いて製作・プログラムしたロボットで、与えられたミッションを2分半の間にどれだけこなせるか。
こんなテーブルで。
プロジェクト:今日の科学者・エンジニアが解決しようとしている現実的問題についてのプロジェクト。今まで存在しなかった斬新な解決方法を創造したり、既に存在している解決方法に基づいて何かを築いたり。
今年のプロジェクト・テーマは「Body Forward™ Challengeーengineering meets medicineー(身体を前にー工学技術と医療との出会いー)」。怪我の回復、遺伝的性質の克服、身体の潜在能力を最大限引き出すための革新的方法を発見すること。ちなみに来年のプロジェクト・テーマは、「food safety(食物の安全性)」について、だそうだ。この日プロジェクト部門に入賞したのは「禿げ」についてスキットをしたガールズチーム。
長男の学校からは6年生チーム「Peace(平和)」 と5年生チーム「Cheese Ninja(チーズ忍者)」の2チーム参加。3ヶ月間放課や放課後に練習して来た。
チームTシャツ、「チーズ忍者」・・・。
会場は音楽大音響。踊る子供達に大人達。
司会者はなぜかスコットランド民族衣装キルトにモヒカン・・・。
直前までプログラミングの確認。
村から参加の「※エスキモー」の少年少女チームと対決。ミッションごとにポイントを稼いでいく。
頑張った「チーズ忍者」チームロボット。
会場の参加者全員ジャッジからメダルをもらう。
「ゲーム直前に落として粉々に壊れたけれど落ち着いて忍耐強く作り直し最後まで頑張ったで賞」や「コーチが緊急の用事で参加できなかったけれど頑張ったで賞」、などなど色々な賞が。ゲーム・プログラム部門合わせ最優秀賞は米国全土の大会へ出場。
入賞、とはならなかったが、一日中(朝8時前から夕方5時過ぎまで)楽しんだ。来年に向け、今から大いに盛り上がる長男、「演劇と同じくらい楽しい」と。
アンカレッジ・デイリー・ニュースでの紹介記事、21枚の写真が会場の盛り上がりを伝える:
http://www.adn.com/2011/01/16/1651821/first-lego-robotics-competition.html
※「エスキモー」という言葉は侮蔑語ということで世界的に「イヌイット」に置き換えられる。東カナダに住むクリー族の言葉で「エスキモー」は「生肉を食べる者」を意味する語、と誤って解釈され侮蔑的に用いられたという理由からだが、実は亜極北のアルゴンキン系インディアンの言葉で「かんじきの網を編む」という意味ともいわれる。
またそもそもアラスカ南西部に暮らす「ユピック」はカナダやグリーンランドに住む「イヌイット」とは別の集団。「エスキモー」イコール「イヌイット」ではない。「エスキモー」を「イヌイット」と呼ぶことは、一部を指すための呼称を全体を指すための呼称に置き換えてしまうことである。「アジア人」が侮蔑的だからアジア人皆を「中国人」と呼ぼう、というような。
そこでアラスカでは公にも「エスキモー」という言葉が用いられ、本人達も自身を「エスキモー」と呼ぶ、誇りをもって。
さて、こちら月曜日早朝。といっても今日はマーティン・ルーサー・キングJrの誕生日にちなんだ振り替え休日。
Have a wonderful week!
アンカレッジ市に4校ある公立高校の1つにて。
9歳から14歳までの3~10人で成る各グループがロボットゲーム(Robot Game)とプロジェクト(Project)の2部門で競う。
ロボットゲーム:「LEGO MINDSTORMS(レゴ社製品)」を用いて製作・プログラムしたロボットで、与えられたミッションを2分半の間にどれだけこなせるか。
こんなテーブルで。
プロジェクト:今日の科学者・エンジニアが解決しようとしている現実的問題についてのプロジェクト。今まで存在しなかった斬新な解決方法を創造したり、既に存在している解決方法に基づいて何かを築いたり。
今年のプロジェクト・テーマは「Body Forward™ Challengeーengineering meets medicineー(身体を前にー工学技術と医療との出会いー)」。怪我の回復、遺伝的性質の克服、身体の潜在能力を最大限引き出すための革新的方法を発見すること。ちなみに来年のプロジェクト・テーマは、「food safety(食物の安全性)」について、だそうだ。この日プロジェクト部門に入賞したのは「禿げ」についてスキットをしたガールズチーム。
長男の学校からは6年生チーム「Peace(平和)」 と5年生チーム「Cheese Ninja(チーズ忍者)」の2チーム参加。3ヶ月間放課や放課後に練習して来た。
チームTシャツ、「チーズ忍者」・・・。
会場は音楽大音響。踊る子供達に大人達。
司会者はなぜかスコットランド民族衣装キルトにモヒカン・・・。
直前までプログラミングの確認。
村から参加の「※エスキモー」の少年少女チームと対決。ミッションごとにポイントを稼いでいく。
頑張った「チーズ忍者」チームロボット。
会場の参加者全員ジャッジからメダルをもらう。
「ゲーム直前に落として粉々に壊れたけれど落ち着いて忍耐強く作り直し最後まで頑張ったで賞」や「コーチが緊急の用事で参加できなかったけれど頑張ったで賞」、などなど色々な賞が。ゲーム・プログラム部門合わせ最優秀賞は米国全土の大会へ出場。
入賞、とはならなかったが、一日中(朝8時前から夕方5時過ぎまで)楽しんだ。来年に向け、今から大いに盛り上がる長男、「演劇と同じくらい楽しい」と。
アンカレッジ・デイリー・ニュースでの紹介記事、21枚の写真が会場の盛り上がりを伝える:
http://www.adn.com/2011/01/16/1651821/first-lego-robotics-competition.html
※「エスキモー」という言葉は侮蔑語ということで世界的に「イヌイット」に置き換えられる。東カナダに住むクリー族の言葉で「エスキモー」は「生肉を食べる者」を意味する語、と誤って解釈され侮蔑的に用いられたという理由からだが、実は亜極北のアルゴンキン系インディアンの言葉で「かんじきの網を編む」という意味ともいわれる。
またそもそもアラスカ南西部に暮らす「ユピック」はカナダやグリーンランドに住む「イヌイット」とは別の集団。「エスキモー」イコール「イヌイット」ではない。「エスキモー」を「イヌイット」と呼ぶことは、一部を指すための呼称を全体を指すための呼称に置き換えてしまうことである。「アジア人」が侮蔑的だからアジア人皆を「中国人」と呼ぼう、というような。
そこでアラスカでは公にも「エスキモー」という言葉が用いられ、本人達も自身を「エスキモー」と呼ぶ、誇りをもって。
さて、こちら月曜日早朝。といっても今日はマーティン・ルーサー・キングJrの誕生日にちなんだ振り替え休日。
Have a wonderful week!