靴下にはそっとオレンジを忍ばせて

南米出身の夫とアラスカで二男三女を育てる日々、書き留めておきたいこと。

治療

2010-04-17 01:15:19 | 出来事や雑感や (子育て)
冬の間クラスメートや先生までもが風邪で何度か体調を崩す中、一人だけ元気はつらつをつらぬいた次女がここにきて風邪でダウン。昨夜はいつものように次の日学校で何をするかを嬉しそうにしゃべり続けていたのだけれど、今朝になって気持ち悪く喉も痛むといって起きられない。学校へ行きたいと泣きながらもあまりに気分が悪いらしく本人も休むことに納得。熱はない。長女が一昨日にかかったものと全く同じ症状。長女は一日安静にしていたら元気になったので、多分次女もそうだろう。こういうウイルスなのかな。

長男長女を車で15分ほどいったところにある学校へ送る。こちらでは10歳くらいになるまで子供だけで留守番ということができない。体調が悪かろうが5人もいると他の子供達のペースに合わせ学校の送り迎えや行事や習い事に引っ張りまわされることもよくある。運転する車の中での安静で回復してもらう状況。幸い今冬は5×1程度の風邪、それも長引くことなくすみありがたい。

私本人は年を経るごとに丈夫になり、最近は風邪もひかなくなった。虚弱体質のマチカちゃんといわれていた昔が懐かしい。幼少期から三十台前半までしょっちゅう体調を崩し、様々な病気をしてきた。

「○カは風邪をひかない」というが、実感。(笑) 確かに「考えない」というのは大きい。現実的には「考えなくていい考え方をしない」ということなのだろう。

自分の思考や感情を整理し、研ぎ澄まされた内観によって到達する人々もいるのだろうが、私の場合は単に「考える時間がなかった」。(笑) 自分で自分のことができない赤子や子供達の物理面から内面までの世話をするのに一日の大半の時間を費やす。ここまで書くのでさえ何度中断したことか。細切れに手にする時間の中で、常に何をどう考えるのか捨取選択を迫られる。

子供達との生活が私にとっての一番の治療になったのかもしれない。治療はまだまだ続く。(笑)



三女は次女が家にいるので大喜び。ボードゲームをする次女と三女、何となく近くにいる次男9ヶ月。