悪の使命

悪にも使命がある。
悪がなければならない。

だがあっては困る悪もある。
これがカニバリズムだ。

カニバリズムの排除が、死刑廃止だ。
アメリカ・日本・中国は、カニバリズムの国だから、死刑は廃止できない。

カニバリズムの対偶は、死刑廃止だ。

　　　　　　　　*。
ここに多様性が現れる。
多様性とは悪の許容である。

生物が生物を食って生きる。
これは多様性世界の特性だ。
これが繋がりだ。
そこに安定性がある。

*。
悪を許さぬ善が、極悪だ。
これがカニバリズムであった。

仏教や儒教は、カニバリズムであった。

*。
世界は民主主義や資本主義で崩壊した。
国家は独善主義だったからだ。

これが国家の痴呆化、老害化だ。

　　　　　　　　*。
次の段階が始まった。

民主主義と資本主義は、ベーシック・インカムに結晶した。
これが新しい世界像だ。

これが人類地動説だ。

*。
人は国家の奴隷・家畜・乞食であった。
この脱出が、ベーシック・インカムである。

人は パラドックスを生きる

人は本能を生きる。
即ち、人はパラドックスを生きる。
本能はパラドックスである。

パラドックスは宇宙の本質である。

*。
人はパラドックスの解消を生きる。

この視点を取っただけで、世界は明るくなる。

どれだけパラドックスを解消したか。
するとまた新しいパラドックスが現れる。

人はパラドックス解消の旅に生きる。

　　　　　　　　　　　*。
パラドックスの解消には進化が刻まれる。
パラドックス解消には、進化程度があり、民族で異なる。

人間皆同じではなかった。

*。
神は消点になるが、
だが神は言葉と金が生んで妄想である。

妄想を消点としていた。
近づけば近づくほど、消点は離れる。

*。
普通を消点とした方が、人類の航海は万全だ。