にぎわい小さなギャラリー 都築基雄 「15年戦争と私の幼・少年時代」

最近は暖かな日もあれば寒い日もあり、この時期は三寒四温で

だんだんと春になっていきますね。昨日からは寒波到来で

また冷え込んでいますが、皆様風邪などひかないように

お気をつけてお過ごし下さいね。

 

今日からのにぎわい交流館「にぎわい小さなギャラリー」は

日進市在住の都築基雄さんの 「15年戦争と私の幼・少年時代」です。

 

 

 都築さんには、昨年11月にも「ペン画展」を開催していただきました。

その時は日進市の美しい風景を丁寧で繊細なボールペン画で描かれていました。

今回は戦争中のご自分の体験談をもとに描かれた「ペン画展」です。

 

ご自分の体験から書いているので、とても生々しい絵と説明文で、

あの「戦争」が伝わってきます。

 

 中学校の時の軍事教練での「銃剣で敵を突き殺す方法」や、
 
学徒動員で行った豊川海軍工廠での夜勤明けで歩いている時に
 
米戦闘機から機銃掃射を受けて、必死で近くの松林に逃げ込んだ恐怖体験など
 
 
 そんな怖い体験しても作業は続き、リヤカーで弾丸を運ぶ仕事をつづけたり、
 
1845年8月7日午前の米軍B29爆撃機124機による、豊川海軍工廠への
 
大空襲があり、2544名が亡くなり、豊川海軍工廠は壊滅しました。
  

 爆撃のあとはバラバラになった遺体をリヤカーで集める作業をさせられたり、

防空壕から逃げ出そうとして亡くなっている女学生の遺体を目撃したことが、

70年以上経った今でも脳裏に焼き付いて離れないとのことです。

最後の絵につけられた都築さんからの反戦メッセージです。

「日本は中国アジアの3千万人の死者とその家族の大きな悲しみを

忘れてはならないと思います。二度と戦争をしてはなりません。

憲法9条は決意ではありません。日本国民の誓いなのです。

 

この作品展は2月20日(水)までです。

都築さんの素晴らしいペン画作品の数々をどうぞご覧ください。

 これからのギャラリー情報はこちらからどうぞ!

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