市内在住外国人と市民で「太巻きすし」つくり  

日進市国際交流協会の企画で、市内在住の外国人の女性たちに太巻きすし作りを体験してもらおうという料理講習会が、1月25日(水)の午前10時から市民会館3階の調理室でおこなわれました。当日は外国人女性15人を含む50人近い参加者で、6つのグループに分かれて、海苔巻きすし作りに挑戦しました。講師は本職のお寿司屋(地元の寿し宗)さんのご主人と息子さんです。まずは、具となるだし巻き卵から。ボランティアで参加しておられる地元の主婦の方たちと和気あいあいと挑戦です。お国は違っても、それぞれ皆さん主婦であり、お母さん、料理の経験はおありですので、皆さん興味深々で、このように卵を焼くのは初めてのようです。メモを取る方も居られます。講師の実演を真剣に見て、ベテラン主婦のボランティアの方の手助けと励ましもあり、2本目、3本目となると、どのグループもおいしそうに焼けるようになりました。 次は海苔巻きです。海苔の表裏の見分け方を教わり、ご飯を乗せて、具を乗せて、恐る恐る巻きました。巻きすの絞め方がなかなか微妙です。切ってみると必ずしも具が真ん中というわけにはいきませんでした。子供さん連れあり、おばあちゃんもおり、おじいさんまで参加されていました。途中では、調理室の外の廊下の窓に小学生の顔がずらりと並んで、中の様子を覗いていました。市民会館を見学に来た小学生たちのようです。出来上がった後は、みんなで試食会です。 節分の日に、恵方を向いて太巻き寿しを丸ごと食べると願い事がかなうという日本の風習の紹介も兼ねた寿し作り講習会でした。とても味のある、そして堅実な国際交流の企画でした。
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