小物展 「甦る古布たち」

~優しさ、温もりあふれる作品ばかりです。

にぎわい交流館“にぎわい小さなギャラリー”では、日進市在住の中上恵子さんによる裂織り小物展 「甦る古布たち」 を開催中です。
裂織りの帯をコートにリフォームした写真を見て、いつかは挑戦しようと考えるようになり、10年前より製作をはじめたそうです。
中上さんは、「裂織りは、汚れて擦り切れてしまった布で、もう少し長く身近において使ってみたいものを、新しく甦らせることができ、最初の作品が全く別のものになっていくことが魅力。」と、取材時に話されていました。
裂く作業は手を使い、ハサミよりも時間がかからず、真っ直ぐに布をさくことができるそうです。
現在、習得希望者がおり、教室を開催しているとのことです。
作品は、タペストリーの大作や、コースター、バック、ランチョンマット、小物入れ、ティッシュケースなど全部で21点。

この展示は3月7日から3月20日まで。

 ※裂織り・・古布を裂いて糸状にした横糸を織り込んだ作品。縦糸には、丈夫な木綿の織り糸を使う。
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