劇団玉手箱

皆さん、劇団玉手箱さんをご存じですか? 

劇団玉手箱さんは日進市で唯一の市民劇団です。

日進市を中心に中学生から80歳代までの27名の会員で構成され、会員のほとんどの方が未経験者です。

毎年自主公演を年1回行います。

平成23年 不思議の国の天使たち。

平成24年 あなたの歌が聴きたい

平成26年 夜明けまで。

平成27年 ごめんね母さん

平成28年 ローズハウス~もう一度夢みよう~

年数回 福祉施設慰問 寸劇「水戸黄門」。歌。踊りなど


劇団の財政は?

費用は劇団員さん達の会費で賄われており、今年は福祉会館で上演したので会場費がかからなかったので、チケットが無料で上演できたが、会場費がかかるとそういうわけにはいかない。
幸か不幸か日進市文化会館小ホールがいつも取れないので、なんとか無料で上演している。

活動をしている感想は?

演劇を通して、人々に喜んでもらえる事。演技をほめられる事もある。
身近な話題や問題をとりあげる事で、共感されたり、問題意識を持っていただいたりして地域の福祉等に貢献できているのでは?
自分達も演劇活動を通して生きがいを得ている。

活動していく上での悩み?

演出をはじめほぼ全員が、仕事を持ちながらの活動なので、練習に参加するのが大変である。
今はなんとかやっているが新会員の加入が少ないのが悩み。
せっかくここまで頑張ってきたので、将来日進市の劇団として成長していってほしいが、このままでは心配。
日進市は個々には文化人が多く住んでみえるが、その連携がまだ乏しいような気がする。


 

8月27日13:00~15:00 香久山福祉会館に練習にお邪魔しました。にぎわい交流館のワンデイシェフの山崎氏がキャストで黄門様を演じておられてビックリしました。

そんな風に、私達の知っている誰かが舞台に出ている、というたいへん身近な感じのするまさに市民の劇団です。

9月4日11:00~ 劇団代表の島田さんがにぎわい交流館に来館されて、創立のいきさつ等を語っていただきました。

リタイヤした世代が生きがいを持って活動する場をつくろうとしていたNPO絆さんが、その一環として演劇サークルをつくろうという事で、島田さんや、演劇経験のある渡辺さん(作・演出)が参加して創設されたそうです。

渡辺さんは脚本を作る時、地域の問題(最近は介護や高齢化)に焦点をあてて作られるので、お芝居を観て、共感される方、感動される方も多いそうです。 
上演後、涙を流して握手を求められる事もあったそうです。

余談ですが、島田さんは大変若々しい方で、お話もおもしろかったです。

劇団玉手箱以外にもたくさんボランティア活動に参加されていて、忙しい毎日だそうです。

それも若さの秘訣とか。

皆さん、次回の劇団玉手箱さんの公演に是非足をお運び下さい。

 

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