「PapaMamaCafe おひさま」の活動を見に行ってきました

9月7日(水)10:00から12:00まで

日生東山園集会所で月一回第1水曜日に行われている「PapaMamaCafeおひさま」の活動を見にいってきました。

 

集会所では、大橋さんが、10時半から始まる会の準備をしていました。

大橋さんは3人の小さなお子さんを持つお母さんです。

 

この会を作ったきっかけをお聞きしました。

大橋さんは、この地域に嫁いできて、長男が6か月を迎えたころビックリしました。

地域には子育てを終えた世代が多く、公園に行っても、道を歩いていても、新米ママに出会えないという状況でした。

そこで、子育てをしている人達との交流や情報交換がしたい、一緒に子育てをする仲間を作りたい、という思いで5年前から活動を始めました。

地域の先輩お母さんから小さなお子さんを持つ家の情報を得て、一軒一軒訪ねて行かれたそうです。

 

 

10時半を過ぎると、4組の親子がやってきました。

9月は、防災月間ということで、今回のお題は“身近なものでできる防災グッズ”

『新聞紙を折るだけ!新聞紙スリッパの作り方』『ビニール袋とタオルで簡単!おむつの作り方』を集まった親子でやってみる、というものでした。

始まる前から会のお母さん達は、夏休みの近況報告や、来年入園予定の幼稚園の情報交換など、おしゃべりしたいことが沢山あるようでした。

 

45分から、本題の「新聞で作る災害用スリッパ」の製作に入りました。用意してあったお手本を見ながら親子でつくりました。新聞紙1枚で1足分・2枚で1人分できます。

 

そして、作ったスリッパを履いて集会所の周りの砂利の上を少し歩いてみました。

新聞紙を二重三重にしたり補強のテープ貼るといいことにも気付き、みんなでペタペタ!

~大人用・子供用スリッパできました!!~

         ~「歩けたね~」とお母さん。黙々と歩く子どもたち~

 

次は、スーパーでよく貰うビニール袋と、タオルで作る簡易おむつです。

これも一時的なものなので、「注意書きなどを確認するためQRコードも確認するといいです」とのことでした。

みなさんは、実際にご自分のお子さんに作ったおむつを履かせていました。

 

“実際にやってみる“ということが大切ですね。

災害用紙おむつは、小さい子にも大人にも使えるので、Lサイズを準備しておくとよい、とされているそうです。

地震や火事等いざという時のために、頭の片隅に置いておくだけでもいいのかも知れません。

 

最後にそれぞれの家での災害対策について意見交換していました。

「野菜ジュースが意外に賞味期間が長いのでストックしている」「防災用ビスコやコアラのマーチも出ている」「ペットボトルや、レトルトパウチの食材は台所で入れ替えるというローリングストックの方がよい。食べ慣れている味のほうが良い」。とのこと。

熊本地震の時は食べ慣れていないのか、乾パンが沢山残り、カロリーメイトは需要があったとのことでした。

 

勉強会の内容も素晴らしかったのですが、小さなお子さんを持つ親の集える場所があり、交流会・勉強会が月一回行われていること、また、地域の人の顔が見えることが、これから先ずっと安心安全な地域になるということを想い、これからもずっと活動を続けていく皆さんがいることが地域の宝になると思いました。

 

必要なのも、居場所は、自分たちで作っていけばいい、と改めて思いました。

 

取材を受け入れてくださった“PapaMamaCafe おひさま”の皆さんありがとうございました。

 

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