初めて!近隣の地域住民対象で「防災ひろば」意見交換会開かれる

2014年02月19日 23時02分10秒 | 日記

防災ひろば基本設計案

 1月28日足立区役所のよびかけによる「旧千寿第六小学校の防災ひろば」の意見交換会が開かれました。いままで意見交換会は町会役員など、2・3人の出席でひらかれていたのですが、私たちの再三の要求で近隣の人を対象に開かれたものです。その場で基本設計案がだされました。

井戸の設置など前進

 西の原地域千住4支部が合同で「旧千寿第六小学校跡地を応急給水槽の設置など防災拠点にすることを求める陳情」署名運動をすすめてきました。ある程度、私たちの要求を反映して前進しています。
 生活用水(トイレなど)確保の井戸、災害用トイレ、災害用炊事場、かまどベンチ、かまどスツール、防災パーゴラ、太陽光照明、消火訓練用壁、防災倉庫、など災害時に必要な設備が設置されます。 また、廃止になる児童公園の設備も整備されます。 

飲料水の確保など今後の課題として残る

 前進した反面飲料水を確保する応急給水槽は2キロ圏内(緑町のスポーツ公園にある応急給水槽から)ということで、東京都は困難と言っています。

 消火栓から給水する簡易給水装置が配置されますが、断水すれば消火栓からの給水はできません。

 防災井戸は深さ50~60メートルまで掘る予定ですが、ろ水機でろ過すれば、飲料に適するか、どうかは水質によるとの説明です。深く掘れば水質もよくなると考えられるでの、次回の意見交換会で意見を出す予定です。 

 また、区の方針では炊き出しをすることになっていますが、その食材を備蓄する倉庫は作らないで、避難所の学校から運ぶとしています。この点についても備蓄倉庫などの設置を求める意見を出していきます。