足立区内のブロック塀等の安全対策についての申し入れ

2018年06月30日 19時12分24秒 | 日記

6月29日、日本共産党足立区議団は区長に対して「足立区内のブロック塀等の安全対策についての申し入れ」を行いました。

6月18日に発生した大阪北部地震で小学校のブロック塀が倒壊し下敷きになった児童が亡くなるという痛ましい事故を受け、区内でも1010の全公共施設におけるブロック塀の状況を確認し対策に踏み出しています。

その区の早い対応もふまえ、以下の対策をとられるよう緊急に申し入れを行いました。

       記

1、危険性のある公共施設のブロック塀については、最優先で対応されること。

2、私立の幼稚園・保育園等の状況を明らかにし、必要な情報提供や技術的・財政的支援を行うこと。

3、通学路の安全対策をとりわけ重視し、ブロック塀だけでなく、建物の倒壊による被害の危険性も鑑みて、通学路の耐震化率を明らかにしたうえで、目標をもって改善にとりくむこと。

4、上記以外の木造密集地域、工場や農家など大規模私有地のブロック塀の実態調査を行うとともに安全対策について、財政支援をさらに引き上げること。

5、安全対策充実のため、都との財調協議で基準財政需要額に算定するよう協議すべき課題を整理して臨むこと。

6、今回の安全対策を検証し、あらたな必要性が判明した場合には、防災計画、中期財政計画等に盛り込むこと。

                                                以上


「働き方」法案廃案へ力尽くす 立法事実なく国民多数が反対

2018年06月29日 19時29分17秒 | 日記

志位委員長が会見

写真

(写真)記者会見する志位和夫委員長=28日、国会内

 日本共産党の志位和夫委員長は28日、国会内で記者会見し、政府・与党が強行成立を狙う「働き方改革」一括法案について、立法事実はなくなっており、国民多数が反対しているとして、「最後まで廃案のために力を尽くしたい」と表明しました。

 志位氏は、法案の柱である「残業代ゼロ制度(高度プロフェッショナル制度)」について、政府は労働者の「ニーズ」があると説明してきたが、必要性についての聞き取り調査はわずか12人で、しかも法案要綱提出後の「アリバイ的」なものだったとして「ニーズが『ゼロ』ということ、法案の立法事実がないということがはっきりした」と指摘。さらに、法案に対して、「労働運動のナショナルセンターの違いを超え、全労連も連合も労働界がこぞって反対している」とし、「何より過労死で愛する家族を亡くされた過労死家族の会のみなさんが猛反対しているなかで、総理はいまだに過労死家族の会と面会すらしていない。つまり、過労死家族の会のみなさんに説明ができないような法案だと自ら認めている」と批判しました。

 志位氏は、「どの世論調査でも国民の5~6割が今国会成立に反対している事実はたいへん重い」と強調し、最後まで廃案へ力を尽くすと述べました。


エリアデザイン調査特別委員会

2018年06月27日 18時16分22秒 | 日記

本日、エリアデザイン調査特別委員会が行われました。

新しいメンバーでの最初の委員会で私は委員長です。

7つのエリアデザイン(綾瀬・北綾瀬、花畑、江北、六町、千住、竹の塚、西新井・梅島)の取組み状況について報告があり質疑しました。

旧足立区こども家庭支援センター跡地施設に関する陳情が引き続き継続となりました。


都立江北高校定時制

2018年06月26日 19時00分04秒 | 日記

廃校にしないでと区民集会学びの場、セイフティネットを

東京都は来年度の募集停止を予定区議会・都議会に卒業生らが陳情

 6月17日「都立江北高校定時制の存続を求める会」が区内で「都立江北高校定時制の廃校計画を考えるつどい」を開催しました。
「つどい」で語られた卒業生の発言や資料から内容をご紹介します。

 小池都政は「都立高校改革推進計画」によって、都内の都立高校夜間定時制を次々と廃止し、江北高校定時制については今年度の募集人員を半分(30人)にし、「来年度募集を停止」することを10月に決定するとしています。
 これに対し、卒業生が中心となり「都立江北高校定時制の存続を求める会」が結成され、粘り強い活動が行われています。「募集停止を拙速に行わないように求める署名」が提出され区議会、都議会で審議されています。

学び直しの場
 

 「会」の代表の石井さんは、父親の家業を継いだ自営業者でした。「勉強をしたい。基礎から学び直したい」と還暦を迎えてから江北高校定時制に入学し60代に高校生活を過ごし、40歳以上年の離れた生徒たちの良き相談相手になっていました。
 若い生徒たちは「学ぶ喜び、探求する楽しさを発見」され、「緩やかな授業、自由気ままな教室」を通じて、成長します。しかし、今は自身の生活確立のため中途退学する人もいます。ある年齢になって、生活に区切りをつけられる時期になったら、再び定時制高校に戻ってきてください。そこでは、大人になった高校生として、それからの自身の可能性を見つけられると思います」と語っています。

「優しい子が多い」不登校を克服

『江北定時制を卒業したAさんの話』
 子どものころから他の人との違いを感じていた。小学校2年生から不登校。親に連れられ校長室登校、給食を食べて下校も6年生の時で出席は120日だった。中学は家にこもっていた。22歳になる時に「夜間高校」の話を聞いて、行ってみようと思った。学校には家庭の事情があったり、人間不信だったりいろんな人がいて、「不適合だった自分がおかしい」と思っていたが、自分だけではなかった。優しい子がとても多かった。人のことを考えられる友達、先生も親身になってくれる。4年間通いつめ休まなかった。いい学校です。残してください。