田村議員、山添議員 「桜」追及 参院予算委

2020年01月31日 21時14分16秒 | 日記

日本共産党の田村智子副委員長、山添拓議員は30日、参院予算委員会で質問に立ち、新型コロナウイルス関連肺炎への対策、安倍晋三首相による「桜を見る会」の私物化や首相「推薦枠」での悪徳マルチ会社元会長の招待疑惑、公文書管理問題などをただしました。


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(写真)質問する田村智子副委員長=30日、参院予算委

新たな疑惑

総裁選前に急増 18年 地方議員招待

田村議員

 田村氏は、安倍晋三首相の地元事務所が「桜を見る会」に幅広く参加者を募り、地元有権者を買収していた疑惑に加え、自らの「支援者」を増やすために地方議員を大量招待していた疑惑を明らかにしました。

 自民党総裁選のあった2018年の「桜を見る会」をめぐっては、「総理大臣等」の推薦者が前年比25%増と急増しています。田村氏は、地方議会からの参加者は、通常「道府県の知事および議会議長等の2分の1」(東京都以外)に絞られているのに、「しんぶん赤旗」日曜版が確認しただけでも18年に自民党都道府県議の約1割が参加していると指摘。自民党の都道府県議がSNSやブログで発信している言葉を紹介しながら、「18年の自民党都道府県議への招待が、いかに異例かがここからもわかる」と述べました。

 安倍首相は「『桜を見る会』の招待者については、最終的には内閣官房および内閣府において取りまとめを行っている」などとはぐらかしました。田村氏は、「18年春、森友・加計問題や財務事務次官のセクハラ辞任、自衛隊『日報』隠蔽(いんぺい)などで支持率が落ち込み、総裁選はピンチだと言われていた。『桜を見る会』が総理の座に居座り続けるための手段として利用されたのではないか」と強調しました。(論戦ハイライト

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(写真)質問する山添拓議員=30日、参院予算委

言い訳崩壊

公開前提の名簿 内閣府「開示対象も」

山添議員

 山添議員は、内閣府の文書が「桜を見る会」への招待者の名簿を「公開を前提にしている」とする事実をつきつけ、名簿公開を拒否する安倍政権を厳しく批判しました。

 内閣府の大塚幸寛大臣官房長は、情報公開請求があった場合に「開示の対象になる場合もある」と認めました。安倍晋三首相が「個人に関する情報だ」として、名簿公開を拒否する根拠が成り立たないことが明らかになりました。

 山添氏は、内閣府が各省に同会招待者の名簿提出を依頼した事務連絡文書に、情報公開法に基づき「(名簿は)開示請求の対象とされたことがありますので、この点を念頭に置かれた上で推薦されますようお願いします」と記されていると指摘。「公開が前提だ」と迫りました。

 さらに、参院自民党が改選議員あてに、招待者の申し込みを案内した文書に「名簿全体を公開されることもあります」と記載されていることを示しました。

 その趣旨を内閣官房から首相官邸などに伝えたかをただした山添氏に対し、大西証史内閣審議官は「事務的に伝えた」「総理、副総理、官房長官、副長官、それぞれの事務所に推薦依頼をしていますので、それは同様(伝えた)と考えています」と答弁しました。

 山添氏が「安倍事務所の推薦分についても開示請求の対象となり得ると伝えられていたのではないか」と迫ると、安倍首相は「公開の対象とされることと、名簿全体を公開されることとは違う」などと、はぐらかしの答弁に終始しました。(論戦ハイライト


 

暖かい一日

2020年01月30日 19時18分20秒 | 日記

今日はとても暖かい一日でした。

午前中、地域をまわりましたが、暖かかったせいか薄着の方も多かったです。

お訪ねした方の玄関にあったお花です。

はじめは造花と思うほどくっきりきれいに咲いていて、思わず触って確かめました。

明日は今日と違って寒くなる予報です。

こう暖かかったり、寒かったりでは身体がついていかない…ご自愛ください。

しんぶん赤旗の今週号です。


ヘイト広告 新聞掲載に批判の声相次ぐ

2020年01月27日 21時08分12秒 | 日記

京都市長選 現職陣営

ヘイト広告 新聞掲載に批判の声相次ぐ

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(写真)門川陣営の新聞広告

 京都市長選(2月2日投票)で現職の門川大作候補(69)を担ぐ「未来の京都をつくる会」は「大切な京都に共産党の市長は『NO』」との大見出しの新聞広告を26日付の「京都新聞」などに掲載しました。

 これに、市民の共同候補、福山和人候補(58)=無所属新、日本共産党・れいわ新選組推薦、新社会党府本部・緑の党府本部支持=の勝利で市政転換をと奮闘する「つなぐ京都2020」の共同代表、西郷南海子さんが、ツイッターで「ひぇーー!!」「こんなデマ広告ってありなんですか??」とつぶやくと、瞬く間に拡散。「とにかく酷(ひど)い広告」「ヤケクソだな、よっぽどヤバいんだろうけど」などのコメントが相次いでいます。国民民主党の原口一博衆院議員も「良識を疑う広告。ヘイトではないか?」「この広告に国民民主党や立憲民主党の名前? どういう経緯で名前が出ているのか?」とツイートしました。

 同広告では「京都はいま大きな岐路に立たされています。わたしたちの京都を共産党による独善的な市政に陥らせてはいけません」などとしています。

 日本共産党の志位和夫委員長はツイッターで「現職市長陣営が、政策論争から逃亡して、ヘイト広告で選挙を汚すとは。福山和人さんの政策のどこが『独善的』? 市民の切実な願いをもとに、市民のみなさんと相談を重ねてつくったものじゃないですか? 民主主義を汚す人たちに負けるわけにいきません」とツイートしました。