本日、荒川区立第三峡田小学校の図書館の視察に佐藤区議・浅子区議と一緒に行ってきました。
資料と共に、校長、副校長、学校司書、教育委員会の6人の方々が対応してくださいました。
~荒川区の学校図書館は、子どもたちの豊かな心と確かな学びをはぐくみます~として、平成21年度から学校図書館支援事業を取り組んでいます。
見学に行った第三峡田小学校は、この三年間で
・平成21年度、学校図書館への動線づくり⇒「学校図書館へ行こう」掲示板を設置し、朝の図書館開放(8時から開館)を実施。各学年の学習年間指導計画に図書館活用を明示。
・平成23年度、学校図書館エリアの構築と質の向上⇒読書月間(年2回)、家庭読書週間(年4回)を設定。朝の図書館開放をよりいっそう充実。
というマニフェスト作成し、行った結果、(児童数127名)
・学校図書館入館者数は15000人/年(児童一人あたり、平均週3回以上、学校図書館に行く)
・学校図書館貸し出し冊数は10000冊/年(児童一人あたり、よい本を平均週2冊は借り、読む)
・学力向上にもつながっている という結果が出ました。
●学校司書(学校図書館指導員)の週5日配置
●蔵書のコンピューター(バーコード)による管理
●学校図書館に関わる特別予算(書架等の購入)
●荒川区学校パワーアップ事業に伴う予算(各校180万円)
●学校図書館支援室やブックパーティによる支援(保護者のボランティア)、荒川区内公共図書館との連携
などを行い、学校図書館の環境が変わった結果、本の貸し出し数も増え、入館者数も増え、学力も向上する、学校に行くのが楽しいという子が76.5%から92.3%というアンケート調査の結果も出ています。
案内された学校図書館は明るく、行きたくなるような環境作りがされていて、すばらしいなー!と感じました。
図書館に行くまでのス廊下は、まるで第二の図書館のように本を読めるスペースが作られています。
今日の給食のメニューの詳しい内容も毎日展示されています。
保護者がかわいい椅子のカバーを付けてくれました。
パソコンが使える部屋もあります。
ここで宿題もやることができます。
日刊子ども新聞、週間子ども新聞があり、分野ごとにファイルされています。
図書館を見学させていただきながらお話を聞く中、学校司書さんのいることの重要性を実感しました。
ぜひ、足立区でもこんな学校図書館を作っていってほしいと切に思いました!