夫は魚市場に勤めていますが、その情報によると今、鮎が大量に入荷されているとのことです。
夏の時季の魚が何故この時期に?
それは温暖化、ゲリラ豪雨と関係があるそうです。
鮎を養殖している荷主さんによると、“鮎つり”がはじまる前に、稚魚を川に放流するために、漁協が買い取っているそうです。
しかしここ近年のゲリラ豪雨の影響で、買い取って放流した稚魚はみんな流されてしまうので、
今年は漁協が買い取らなかったそうです。
そこで季節外れのこの時期に、育った鮎が沢山市場に出てきたそうです。
しかし時期を過ぎてしまった食材は、いくら安くても全く売れない。
というのも鮎は、一般惣菜のおかずには考えられていないようで、魚屋でもスーパーでもお客さんは買っていかない、
よって市場からも仲買さん、スーパー、魚屋さんは買っていかないのだそうです。
荷主さんは少しでもお金になれば…と出荷してくるため、市場に大量に入荷されているとのこと。
輸入食材に頼っている日本、温暖化の影響もあいまって季節を感じる日本の食生活もどんどん変わってしまうのかも知れませんね。