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にしみの鉄道情報局付属ブログ

ビブリア古書堂の事件手帖4

2017-03-18 | 書評


ビブリア古書堂の事件手帖の4作目、栞子の母親が出てきます。今回は江戸川乱歩の作品を取り上げた長編です。江戸川乱歩というと日本のミステリーの草分け的存在です。自分は江戸川乱歩というと、土曜ワイド劇場の江戸川乱歩シリーズ、とくに天知茂の明智小五郎のイメージが強いのですが、この本では初期の作品の二銭銅貨や少年探偵団が取り上げられています。二銭銅貨の暗号と同じく、点字がこの作品のキーポイントになっています。
設定としては、東日本大震災の直後の時間となっていて、災害の直後は蔵書が放出されるケースが有るという記述がありますが、妙に納得出来る話だったります。

それで、半ば黒歴史化しているドラマではこの4巻が最終話でした。剛力彩芽の母親が安田成美でしたが、それほど違和感はありませんでした。
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