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nishimino

にしみの鉄道情報局付属ブログ

謝る電車

2012-12-31 | 鉄道
土佐電気鉄道の郊外区間に出る電車は方向版を掲げていて、大きくひらがなで「ごめん」と書かれた行き先板を掲出しています。(反対側の伊野は「いの」と掲出している)

撮影 はりまや橋 2012年12月8日

というわけで、年末の一発ネタでした。


ところで今年の新規乗車区間はこんな感じです。

東北新幹線 盛岡~新青森
青い森鉄道 三沢~青森
奥羽本線 青森~新青森
十和田観光電鉄 十和田市~三沢(廃止)

山陰本線 米子~伯耆大山
伯備線 伯耆大山~倉敷

青梅線 立川~奥多摩
八高線 八王子~拝島

日豊本線 小倉~南宮崎
日南線 南宮崎~田吉
宮崎空港線 田吉~宮崎空港

徳島線 佐古~佃
土讃線 佃~伊野

土佐電気鉄道 桟橋線 伊野線

今年もそこそこ乗れた年でした。

4ドア車の有料特急

2012-12-24 | 鉄道

初めに説明しておきますが、近鉄電車の車内ではありません。東武50090系の車内になります。東上線には夕方の9本下りで指定席特急TJライナーを走らせています。
東武50090系は4ドアのロングシートの50070系の座席だけ変えたバージョンなので、東武版L/Cカーというところでしょう。
これで指定席料金を取っているわけですから、どこかのライナーよりも更にぼったくりかと思いったのですが、結構利用率はいいらしいです。



クロスシート3ドア車だと、ホリデー快速や快速みえの指定席車、セントラルライナー、過去にはキハ75系の急行かすが、国鉄時代の俗に言われる遜色急行(近郊型電車使用の急行)、シーサイドライナーの指定席車や221系臨時急行、関空特快ウイングなど指定席料金や特別料金を取る列車が存在しますが、4ドア車ではこのTJライナー以外では、自分の知る限り例がないと思います。
もっとも、過去には更に強者が居て、京急1000形(初代)の冷房車が出た時、夏季に有料特急に使われたことがあります(1970年運転のみうらビーチ号ハワイアン号)。ロングシート車での有料特急は、さすがにこれぐらいしか聞いたことがありません。

撮影 小川町 2011年2月16日

Q

2012-12-17 | アニメ・コミック
エヴァンゲリヲンの新劇場版の最新作Qを見てきました。

はっきり言って訳がわかりません。いきなり14年後の世界に飛ばされ、荒廃した世界となっていました。よく言われていますが、破の次回予告の映像はまったく使われていません。破の次回予告
普通に考えると、序→破→Qの順番だと思うのですが、もしかしたらテレビシリーズ→映画2作→Q→序→破という順番かもしれません。となるとQはQuestionのQではなく旧ということになります。
もっともQは当初の予定では、4作目のファイナルと同時公開の予定でしたので、かなり謎を残した構成になっているのは当たり前かもしれません、
ところで、破のラストシーンで「今度こそは君だけは幸せにしてみせるよ」と渚カヲルが発言していますが、Qの展開を見ると、何しに出てきたと言いたくなります。
この発言から、知り合いはテレビシリーズ→映画2作→地球の文明が原始時代からやり直し→新劇場版という説を唱えていました。自分はむしろテレビシリーズ6話から、それ以降のテレビシリーズと新劇場版が枝分かれしたパラレルワールドかと考えていました。映画2作の結末が破滅に近いと解釈すると、途中まで巻き戻して、もう一度ゲームをプレーするという感じではないかと思うのですが、今回のQの展開だと、映画2作の結末と差がないような・・・

ちょっと気になったのですが、CGがベタ塗りでディテール・光源処理が手抜きとしか思えないシーンが戦闘シーンを中心に幾つかありました。前回の公開から、3年かけてこのクオリティかと思えたところも。パチンコの版権が入っても予算不足なのか、それとも納期が厳しかったのか・・・

プラチナデータ

2012-12-14 | 書評


DNAがメインテーマになった東野圭吾の小説、プラチナデータ。犯罪におけるDNA鑑定は現在では一般化していますが、それが更に進んだ世界の話になります。
刑事ドラマなどで、指紋と前科者の照合が行われますが、同様にDNAもデータベース化されつつあります。
技術がさらに進めば、DNAから身体的特徴やモンタージュが作成可能になるのではという話で、実際にこの2つが小説のメインテーマになっています。

DNAの場合、親から子に受け継がれるので、生き別れの親子のDNA鑑定ではないのですが、近縁者である可能性がDNAから分かります。

この小説の1つのテーマですが、データベース化の中にあるDNAの近縁者を照合して、犯罪捜査に使用するというものがあります。つまり、身内の誰かがDNAのデータベースに登録されていると、自身がデータに入っていなくとも、リストアップされるということになります。
実際に捜査手法として、このようなことを行なっていいのか、法律的に行えるのかかなり疑問なのですが、一つの問題提起をしています。
この作品のもう一つの問題提起が、DNAデータベースの適用除外があるということで、これはネタバレになるので多くは書けません。

さて、この作品で疑問に思ったことですが、技術が進めばDNAから人の容姿は本当に分かるのかということです。まず、当たり前のことですが、人の容姿は後天的要素が非常に大きいということです。食生活で体格は大きく変化しますし、日焼けなどの肌の色もわかりません。
それに根本的問題ですが、一生変化しないDNAからは年齢が分からないため、歳とともに大きく容姿が変化するタイプの人では、かえって捜査の妨げになる恐れがあります。

ICカードの共通利用

2012-12-11 | 鉄道
来年2013年3月23日から、鉄道系のICカードが全国で共通利用可能になります。

JR東日本のSuica、JR東海のTOICA、JR西日本のICOCA、JR九州のSUGOCAは一部を除いて相互利用ができましたが、これに加えてJR北海道のKitaca、首都圏の私鉄のPASMO、名鉄名市交のmanaca、関西私鉄のPiTaPa、西鉄のnimoca、福岡市交のはやかけんも、それぞれが相互に利用できることになります。
PiTaPaだけ電子マネー機能が統合されませんが、それ以外はほぼ同等の使い勝手になるようです。

JR九州の筑肥線内では、TOICAとICOCAが使えず、事実上のはやかけん状態で、JRバス関東の水戸地区と土浦地区(一部)の路線バスでは、SuicaとPASMO以外使えないという、事実上のPASMO状態となっています。このようなおかしな状態も、解消されるのではと思います。



さて、先日大分へ行った時に見かけたもの。大分県内の路線バスは2010年よりICカードを導入しましたが、コストダウンのため西鉄のnimocaをそのまま導入しました。大分県内のバス会社の3社、大分交通、大分バス、亀の井バスはいずれも西鉄と資本関係が有るため、nimoca導入となったようです。
その時、おまけでnimocaと共通利用していたSuicaが大分県内のバスでも仕様出来る事になりました。
実際にSuicaで大分バスと亀の井バスに乗車しましたが、大分県内でのSuicaの利用率は極めて低いのではと思います。