撮影 2021年7月24日
1枚めは京阪京津線大谷~上栄町間のR40の急カーブ。ワイドズームレンズのEF17-40mmF4Lの広角側を使って撮影。
撮影 2021年4月30日
今年は鉄道にひのとりや新幹線など数回乗っていますが、新規乗車区間は有りませんでした。
光が見えてきたようで、来年はいい年になりますように。
電気主任技術者にとって、1年で一番のビッグイベントは停電を伴う年次点検です。特高変電所の点検と、高圧側のキュービクル、サブ変電所の点検がメインになると思いますが、電気を止められるチャンスは限られるので、これにわせて色々と改修工事を行います。
特高変電所の点検は受電用と高圧側への送り出しの継電器のリレー試験、機器点検、接地抵抗を測定します。自分の専任の変電所は、特別高圧側がC-GISでメーカー以外やそれに類する会社以外は点検不可能で、かつメーカーの指定は6年間隔の点検なので毎年行いません。高圧側のVCBの点検も、メーカーの指定は6年間隔なので毎年の点検は行いません。
それ以外のリレー試験は、専門の点検業者に外注します。リレー試験機をユーザー側が持っていることはまず無いので、必然的に外注になります。
高圧側のキュービクル、サブ変電所の年次点検は、電気保安法人や電気管理技術者なら大抵どこでも出来るので、それほど制約はありません。
この年次点検は会社の方針や過去の経緯にもよりますが、特高変電所と高圧のキュービクルの点検を一括で、メーカーの関連会社や電力会社のグループ会社などに外注し、特高は元請けで行い、キュービクルはそこが、電気保安法人や電気管理技術者に下請けで発注するケースが多いようです。ただし、ユーザー側が特高変電所とキュービクルの年次点検を別の業者に発注する場合もあります。自分は過去の経緯で、特高変電所とキュービクルの点検を別の業者に個別で発注しています。
年次点検の日時や発注ですが、年末に行う場合、4月の新年度開始後にはある程度日程を定めて、5月のGW後ぐらいには業者に日程を内示し、遅くとも9月中には点検を正式発注しています。これぐらいの日程の余裕を持たせないと、点検業者を集めることは難しいです。
昨年にあった事態なのですが、2020年末の点検に数年間隔の大規模な点検を計画していました。5月のGW後の中旬に、特高変電所のメーカーに打診を行いましたが、コロナの影響で、5月のGWに点検を予定していた首都圏の特高ユーザーが軒並み点検中止になり、2020年末に延期になり、点検要員を確保できないという連絡が入りました。仕方なく1年その点検は順延になりました。
ただ、東海地方の特高ユーザーには、年次点検を延期したところはあまりなかったと聞いており、それ以外の点検工事は問題なく実施しました。
自分が担当しているところは、キュービクルは高圧受電時代から使っている古いものが多いので、この更新工事を併せて行うケースが毎年のようにあります。もっとも古い変圧器は引き継いだ時点で1979年製で、使用年数が20年を超えるものが多く、絶縁油を入れ替えて延命を行うか、そのものを入れ替えるかの選択に毎年迫られます。また、特高変電所とキュービクルの間の高圧ケーブルも寿命が有限なので、順次引き換えを行い、これも年次点検に併せて行っています。
東京大阪間のJR高速バスは、原則東名高速道路経由でした。それは三ヶ日インターチェンジ隣接地にJRバス関東三ヶ日支店があり、ここで乗務員交代を行っていたためで、新東名高速道路全通後もそれは変わりませんでした。 2021年になって、東京大阪間の高速バスを自然災害などにも強い新東名高速道路経由に変更するため、それに伴って乗務員交代拠点を、新東名高速道路新城インターチェンジの隣接地に移転することになりました。
実際には10月28日から、新東名高速道路経由に変更され、インターチェンジ付近にJRバス関東新城支店が開設されました。実際の建物は見ての通りコンビニとして建設されたもので、開業すること無くJRバス関東に譲渡されたようです。隣接地には宿泊所も新設されました。
隣接する道の駅もっくる新城には、昼特急のバス停が新設され、乗務員交代と開放休憩がおこなれます。なおドリーム号は開放休憩ではないため、道の駅には入らず、新城市の道路防災基地を兼ねた、道の駅の臨時駐車場で乗務員交代が行われているようです。
撮影 2021年11月20日