続き
新港東口には14時25分頃到着。新港東口は富山新港の入口に当たる場所で、地鉄バス以外に射水市のコミュニティバスが乗り入れています。
ここには4本バス停が立っていて、地鉄バス以外は全て射水市のコミュニティバスのバス停なんですが、何故系統ごとにバス停を変えなければならないのか理解に苦しむところです。行き先は射水市の市民病院行きと、JR北陸本線呉羽駅行き、さらに富山港線の岩瀬浜行きがあります。最初の2つはまあ順当なところですが、岩瀬浜行きは射水市内が乗車のみ、逆の新港東口行きは降車のみで、しかも土曜休日のみの運行となっています。まさか乗りつぶし目的の利用客ために運行しているわけではないと思いますが。こちらも理解に苦しむところです。
射水市コミュニティバス
ここからは、
富山県営渡船で堀岡から越の潟へ。この渡船は無料運行で、結構な深夜まで運行しています。以前は24時間体制だったらしいですが、現在は早朝深夜帯は地元タクシー会社が代替運行しています。
この富山新港の入口には現在橋が建設中です。詳しくは
こちら。そうなるとこの渡船の先行きが気になるところです。
対岸には練習船の初代海王丸が展示されているのが見えました。
越の潟桟橋のすぐそばには、万葉線の越ノ潟駅があり乗り換えが容易となっています。この万葉線は富山新港建設までは高岡~新湊~富山という結構な長距離の路線でした。新港建設で分断されて、東側は廃止になってます。
越ノ潟駅からは当然万葉線に乗車。このあたりが旧新湊市の区域になります。新湊市と射水郡が広域合併して射水市が誕生したわけですが、旧新湊市は富山新港がある関係で、他の地区と地続きになっておらず、飛び地状態になっています。
万葉線は路面電車タイプの車両ですが、六渡寺駅までは専用軌道となっています。万葉線として一体に運営されていますが、六渡寺駅を境に新湊線と高岡市内線という別の路線で、これは元々射水線という富山からの路線の一部だった名残です。庄川を単独で渡ると、六渡寺駅からは専用軌道から併用軌道となって、路面電車らしくなります。実際ここからは軌道法の適用になります。路面区間に入ってからは複線と単線が入り乱れ、あまり記憶にない線路のしき方をしています。道路の広い所だけ、複線にしたようです。
最期に高岡駅で見かけた、氷見城端線用の車両です。忍者ハットリくんのキャラクターが描かれていますが、ここは伊賀上野ではありません。ご当地高岡は藤子不二雄両氏の出身地であり、その縁のようです。ちなみにドラえもんのフリー乗車券が万葉線から現在発売されています。
ところで、伊賀のイメージがある「忍者ハットリくん」でなくても、「ドラえもん」でも「パーマン」でも「オバQ」でも「21エモン」でも良かったような気がしますが。ただ、故藤本弘氏側(藤子・F・不二雄)ではなく安孫子素雄氏側(藤子不二雄A)側へ使用許諾をもらいに行ったとしたら「ハットリくん」か「笑ゥせぇるすまん」か「プロゴルファー猿」か「怪物くん」となるわけですが、さすがに藤子不二雄A氏のもう一つの代表作の「笑ゥせぇるすまん」というわけにはいかないのかもしれません。