nishimino

にしみの鉄道情報局付属ブログ

本日で最期 明日から養老鉄道

2007-09-30 | 養老鉄道

本日をもって近畿日本鉄道養老線としての営業を終え、明日からは新生養老線として営業を開始します。開業時の名前に戻るわけですが、同線は養老鉄道として開業し、揖斐川電気に合併し電化され、その後伊勢電気鉄道の傘下に入り、色々あって近畿日本鉄道養老線として運営されてきました。

余談ですが、東海の飛将軍と言われた熊沢一衛が、伊勢電の経営に関わるきっかけを養老線は作っています。熊沢一衛は元々静岡県内で電力事業に深く関わっており、各地の電力系の会社の取締役を幾つか務めていました。その一社が揖斐川電気(現イビデン)で、揖斐川電力が養老鉄道を合併した時、鉄道事業と関係が出来たわけで、その後伊勢電の経営に関わり、大軌参急との数々の確執を引き起こしています。


さて、養老鉄道は課題山積みの状態からスタートするわけですが、沿線自治体には無料駐車場の整備などを検討している所もあって、そういった補助金以外の支援もこれから先必要になってくるのではと思います。

ちなみに既に切り替わっていた駅銘板です。養老鉄道は緑をイメージカラーにするようです。

http://www.yororailway.co.jp/
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TOIKA専用改札機

2007-09-28 | 鉄道


大垣駅にICカード専用の改札機が置かれていました。TOICAの普及度が高くなった証拠と言うべきかもしれません。自動改札機の磁気券読み取りの稼働部は、複雑でメンテナンスが面倒なので、この手の改札機は各地で普及しています。

JR東日本ではかなり以前からSuica専用改札機があり、関西私鉄のPiTaPaでも専用改札機がありました。最近では首都圏私鉄のPASMOでも専用の自動改札機もあるようです。

Suica専用改札機の場合、筐体が磁気券対応の改札機と同タイプで、ラッピングで区別していますが、中に磁気券処理部が入っているのか、がらんどうなのか気になるところです。
あと、PiTaPa専用改札機のうち、京阪電鉄が導入しているタイプは、下半分が、透明で磁気券処理部がないことをアピールしていて、なかなかうまい手だなあと感心した記憶があります。

ところで、ICOCA専用の自動改札機は見たことがないのですが、有るのでしょうか。

 

撮影 2007年9月22日

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どこにそんな金があるんだろう?

2007-09-27 | バス(車両)

岐阜バスはハイブリットバスを導入しています。1両は三菱ふそうのエアロスターのハイブリットバスで、元々サンプルカーだったバスです。そのサンプルカラーのまま岐阜バスで走っています。愛知万博の期間は名鉄に貸し出され、名鉄のハイブリットバスと一緒に会場と長久手南や長久手の駐車場間のシャトルバスや、瀬戸長久手会場間のゴンドラ運休時には、燃料電池バスの応援に入ったこともあるそうです。

万博終了後、岐阜バスが買い取りましたが、新聞記事にも万博で走っていたバスということが書かれていました。まあここまでは分かるのですが、その後日野のハイブリットも2両導入しています。






灯火規制適合車のため初期導入のJR東海バスとのリアスタイルの違いが気になるところです。レインボーHRシリーズと共通の部品で、シビリアンテールの日野版と言ったところでしょうか。

その後、岐阜バスの日野ハイブリットは2両増えて、4両となりました。いったいどこにそんなお金が有るのが疑問なんですが・・・
岐阜市からの補助金でしょうか
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高山本線の不通区間と万葉線 後編

2007-09-24 | 旅行
続き

新港東口には14時25分頃到着。新港東口は富山新港の入口に当たる場所で、地鉄バス以外に射水市のコミュニティバスが乗り入れています。
ここには4本バス停が立っていて、地鉄バス以外は全て射水市のコミュニティバスのバス停なんですが、何故系統ごとにバス停を変えなければならないのか理解に苦しむところです。行き先は射水市の市民病院行きと、JR北陸本線呉羽駅行き、さらに富山港線の岩瀬浜行きがあります。最初の2つはまあ順当なところですが、岩瀬浜行きは射水市内が乗車のみ、逆の新港東口行きは降車のみで、しかも土曜休日のみの運行となっています。まさか乗りつぶし目的の利用客ために運行しているわけではないと思いますが。こちらも理解に苦しむところです。

射水市コミュニティバス

ここからは、富山県営渡船で堀岡から越の潟へ。この渡船は無料運行で、結構な深夜まで運行しています。以前は24時間体制だったらしいですが、現在は早朝深夜帯は地元タクシー会社が代替運行しています。
この富山新港の入口には現在橋が建設中です。詳しくはこちら。そうなるとこの渡船の先行きが気になるところです。


対岸には練習船の初代海王丸が展示されているのが見えました。

越の潟桟橋のすぐそばには、万葉線の越ノ潟駅があり乗り換えが容易となっています。この万葉線は富山新港建設までは高岡~新湊~富山という結構な長距離の路線でした。新港建設で分断されて、東側は廃止になってます。


越ノ潟駅からは当然万葉線に乗車。このあたりが旧新湊市の区域になります。新湊市と射水郡が広域合併して射水市が誕生したわけですが、旧新湊市は富山新港がある関係で、他の地区と地続きになっておらず、飛び地状態になっています。

万葉線は路面電車タイプの車両ですが、六渡寺駅までは専用軌道となっています。万葉線として一体に運営されていますが、六渡寺駅を境に新湊線と高岡市内線という別の路線で、これは元々射水線という富山からの路線の一部だった名残です。庄川を単独で渡ると、六渡寺駅からは専用軌道から併用軌道となって、路面電車らしくなります。実際ここからは軌道法の適用になります。路面区間に入ってからは複線と単線が入り乱れ、あまり記憶にない線路のしき方をしています。道路の広い所だけ、複線にしたようです。

最期に高岡駅で見かけた、氷見城端線用の車両です。忍者ハットリくんのキャラクターが描かれていますが、ここは伊賀上野ではありません。ご当地高岡は藤子不二雄両氏の出身地であり、その縁のようです。ちなみにドラえもんのフリー乗車券が万葉線から現在発売されています。

ところで、伊賀のイメージがある「忍者ハットリくん」でなくても、「ドラえもん」でも「パーマン」でも「オバQ」でも「21エモン」でも良かったような気がしますが。ただ、故藤本弘氏側(藤子・F・不二雄)ではなく安孫子素雄氏側(藤子不二雄A)側へ使用許諾をもらいに行ったとしたら「ハットリくん」か「笑ゥせぇるすまん」か「プロゴルファー猿」か「怪物くん」となるわけですが、さすがに藤子不二雄A氏のもう一つの代表作の「笑ゥせぇるすまん」というわけにはいかないのかもしれません。
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高山本線の不通区間と万葉線 前編

2007-09-23 | 旅行
2004年の水害で普通だった高山線に乗るのを兼ねて、富山まで行って来ました。なお高山線の復旧について詳しくはこちらのブログをご覧ください。

岐阜からはひだ1号で富山へ。自由席は結構な乗車率で、富山まで行く車両では立ち客が多く、先頭のグリーン車へ車販のワゴンが来れない状態でした。美濃太田からは通路までぎっしり埋まっていました。下呂では乗車客の方が多いぐらいで、結局高山まで立ちづめでした。高山で編成の半分を切り離して、富山へ。飛騨古川から先が被災区間ですが、宮川に沿った区間ではあちこちで被災跡が目に付きました。本来この区間は先行のひだ81号で高山まで来て、普通で通過する予定でしたが、前日の行状の結果、特急を乗り通すことになりました。

猪谷からはJR西日本エリアに入ります。少し走ると富山平野に出るため、カーブが少なく線形こそ良くなりますが、この区間線路規格が非常に低く、飯田線あたりを走っているような乗り心地でした。以前キハ120で通った時は、あまり気になりませんでしたが、特急で走ると線路規格の低さがよく分かりました。ここを軌道強化や高山以南のような、高速通過型の両開き分岐器に取り替えれば、10分から15分程度の時間短縮は可能ではないかと思われます。

北陸新幹線が金沢まで開業すると、平行在来線はJRから切り離されますが、富山県内の高山本線と氷見線、城端線は離れ小島になると思われますが、この先いったいどうなるんでしょう。高山線富山猪谷間については諸説色々ありますが・・・

12時25分、定刻から少し遅れて富山駅に到着。名古屋から富山間まで乗り通した乗客も結構居たようです。

さて、万葉線に乗ろうと決めていた物の、詳細は未定でした。帰りはしらさぎ14号と決めていたので、タイムリミットは富山15時49分、高岡16時01分です。ひだの車内で地鉄バスの時刻を形態で調べた結果、路線バスの時間から考えていたルートで乗り継ぎ可能となりました。


13時45分富山駅発の逆都営バス地鉄バスに乗車。日産ディーゼル車で高速バスの共同運行相手である西武バスから流れてきた車のようでした。
この路線、射水線の廃止代替バスで、朝の富山駅方向は廃線跡の専用道を経由する路線です。所々廃線跡と思われる道が残っていて、サイクリングロードになっていました。

富山駅発車時点ではそれなりの利用客が居ましたが、終点の新港東口では同業者らしき人が一人残っていただけでした。

つづく
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