nishimino

にしみの鉄道情報局付属ブログ

西武鉄道の車両更新の話題

2022-05-14 | 鉄道

西武鉄道のニュースリリースにて、2022年3月期の決算補足説明資料の中期経営計画にて、「新造車両に限らず、環境負荷の少ない「サステナ車両※1の導入」を進め、省エネ化、固定費削減を前倒しで実現。※1 無塗装車体、VVVFインバーター制御車両等の他社からの譲受車両を当社独自の呼称として定義」という記述がありました。

今なお支線に残る101系や、主力の2000系、秩父線用の4000系などの鋼製車体の抵抗制御、界磁チョッパ制御の車両の置き換えが、すぐには出来ないので、他社の中古車両を購入して置き換えを行うことを計画しているようです。現状で2000系が328両、101系が28両、4000系が48両(内4両は旅するレストラン 52席の至福)残存しています。

4000系 撮影 三峰口駅 2011年2月26日

 

色々置き換え候補が予想されていますが、孤立路線の多摩川線については、車両の検査のためJR貨物に依頼して甲種輸送扱いで車両を飯能の先にある車両工場に回送して検査しています。その検査費用の削減のため、JR東日本から中古車両を購入して、中央線を自力回送、場合によってはJRへ検査委託という説が出ています。そのためJR東日本209系2000番台2100番台4両編成などが予想されています。

 

2000系は両数が多いので、色々候補が出ていますが、都営6300系やりんかい線70-000形、東急9000系、E217系あたりが候補になると思いますが、6300系は解体の入札がすでにされているので、可能性は低いと言われています。

 

4000系は1988年製なのですが、足回りは101系初期車のものを流用しているので、この中では一番老朽化している可能性があります。もう一つ厄介なのは秩父鉄道への乗り入れ運用があり、秩父鉄道は誘導障害の関係からVVVFインバータ車が入線できないと言われています。JR東海311系213系、JR東日本205系あたりが有力候補となってます。

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ジョニ黒

2022-05-10 | 

ジョニーウォーカーの黒ラベルを買ってみました。一昔前の大人が熱狂したジョニ黒ですが、今飲むとごく普通の上質なウイスキーという感じです。

最近の原酒不足で国内ウイスキー大手3社は、輸入販売権を持つスコッチやカナディアンなどのウイスキーを積極的に販売するようになり、サントリーはバランタインやティーチャーズ ハイランドクリームなどを、ニッカ(アサヒ)はジャックダニエルなどをキャンペーンやCMを行っています。

キリンはジョニーウォーカーの輸入販売権があり、ジョニ黒として日本で古くから知名度があるので、キャンペーンなどを行って積極的に販売しているようです。
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大阪空港交通の特徴的な仕様

2022-05-05 | バス(路線・事業者)

大阪空港交通は阪急と日本航空の折半出資で、伊丹空港の空港輸送のために設立された会社です(ちなみに全日空は阪神電鉄自動車部と提携)。車輌選択も阪急の考え方に沿ったもので、西日本車体工業製の車輌を多数導入していました。阪急バスには見られない独特の仕様として、床下トランクのドアが引き戸になっています。2000年以降、西日本車体工業製へのシャーシ供給の関係で、純正車体のセレガRやエアロバスが導入されていますが、同じく引戸が採用されています。そのため、中古車が流通しても、すぐに大阪空港交通の中古車とわかります。西日本車体工業製のエアロバスではサブエンジン式のエアコンを採用していますが、他車種では直結式もあるようです。写真のバスは1999年式のKC-MS829Pと思われます。

現在では純正車体のセレガやエアロエースが導入されていますが、床下トランクは標準的なタイプとなっています。

ちなみに大阪空港交通ですが、日本航空の持ち分は、徐々に阪急に売却され、現在では阪急100%出資になり、今年の7月1日付けで阪急観光バスと合併します(存続会社は大阪空港交通で新称号は阪急観光バス)。同時に阪急バスが運行する高速バスが、全て阪急観光バスに移管されることになっています。

 

撮影 奈良駅前 2007年3月3日

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