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にしみの鉄道情報局付属ブログ

塗り替えられた新開鉄橋

2017-04-06 | ローカル


旧揖斐川橋梁ですが、最近ワンスパンが塗り替えられました。2008年に需要文化財に指定されましたが、その時初めてこの鉄橋が明治時代の鉄橋ということを知りました。
1886年に完成したこのダブルワーレントラスの鉄橋は東海道本線揖斐川橋梁として使用されていましたが、1913年に道路橋に転用されました。昭和初期に岐垣国道(現主要地方道岐阜垂井線)の揖斐大橋が、昭和後期に近隣に国道21号線岐大バイパスの新揖斐川橋が開通したことにより、この橋の重要性が低下して、自動車の交通量もかなり減っています。2007年からは現在は自動車は通行禁止で、歩行者、自転車専用の橋となっています。
2009年までは名阪近鉄バスの新開鉄橋行きの路線がここまでありましたが、さらに1970年代はこの橋を渡る路線バスもあり、大垣と本巣方面を結んでいました。


ところで、クリーム色だったのが、今回ブラウンに塗られたということはレトロ調を意識しているのかもしれません。



撮影 2017年4月2日
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