nishimino

にしみの鉄道情報局付属ブログ

G7とG9

2010-11-29 | カメラ
なぜか似たようなモデルのPowerShotG7とPowerShotG9の2台を持っています。この2台、間違い探しレベルの違いしか無い、マイナーチェンジモデルです。




前面の違いはレンズ周りのコンバーションレンズを取り付ける、バヨネットリングがシルバーからブラックに変わったぐらいです。と言っても取り外し可能な部品なので、ほとんど同じと言ってもいいぐらいです。
裏側は、かなり手を入れていて、液晶が2.5インチから3.0インチに大きくなり、これに干渉するボタン類の形状も若干変更されています。
また、純正ストラップの太さが若干太くなり、USB端子カバーの形状も変更されています。



性能面では、1000万画素から1200万画素にCCDの画素数が増えたぐらいで、レンズなどもまったく同じです。ただAF作動音が大幅に静かになっています。

一方、フォームウェアには相当手が入れられており、G7では諸略されたRAWがG9では復活しています。また、電池の残量が、常に液晶に表示されるようになり、ISOがExifに表記されるようになっています。とにかく、細かいところに使い勝手はかなり良くなっています。

それにしても、同じようなデジカメが2台あるのは、無駄な面もあるかもしれませんが、バッテリーの使いわましや故障時のバックアップなど何かと便利だったりします。
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牧戸駅

2010-11-27 | 


国鉄JRバスの名金線の要所だった牧戸駅。荘川村(現高山市荘川地区)の中心の牧戸地区にあり、ここから濃飛バスの高山方面の路線に接続していました。2002年にJRバスが撤退して以降は、後を引き継いだ岐阜バス、濃飛バスに引き継がれ、牧戸車庫として夜間停泊の施設として使用されていました。なお、JRバス撤退後、高山と郡上、白川村方面の実質的な乗り継ぎ拠点は、荘川インター近くの桜の郷荘川に移っています。

名金線を引き継いだ岐阜バスの荘川八幡線ですが、9月30日限りで廃止され、白鳥以南のみの運行となりました。郡上市の自主運行バスが美濃白鳥からひるがの高原まで運行されることになりましたが、郡上市内のみの運行で、牧戸までは来ません。

ただ未だに牧戸駅には岐阜バスの看板が残っていたりします。岐阜バスの季節運行路線の名古屋・白川郷線は、高速を荘川で降りて、白川郷までは国道経由で、この牧戸駅すぐそばの牧戸バス停に停車するため、厳密には岐阜バスの看板が残っていても問題ないわけですが。牧戸駅には窓口があって回数券やバスカード(2008年発売終了)を発売してるそうですが、岐阜バスの名古屋や岐阜行きの高速バスの乗車券は、ここで買えるんだろうか。


ちなみに牧戸駅の裏側はこんな感じになっていて、バスが回転できるような広いスペースがあります。



バス乗り場の部分の前後にはシャッターがあり、バスの停泊ができるようになっています。
なお、牧戸駅は1日2本高山から濃飛バスの路線があり、現在も夜間停泊の車庫として使用されています。

撮影 2010年11月13日
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北アルプス安曇野の水

2010-11-25 | ミネラルウォーター
UCCコーヒーが発売する、「天然水 北アルプス安曇野の水」です。UCCのサイトには自販機専用製品として紹介されています。

100mlあたりの成分はナトリウム1.50mg、カルシウム0.58mg、マグネシウム0.26mg、カリウム0.05mgで、硬度25mg/lとなっています。
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はやぶさ 宇宙研の物語

2010-11-24 | 書評
はやぶさが持ち帰った、微粒子の中には小惑星イトカワの物質が含まれていて、世界初の快挙が達成されることになりました。

今回はそのはやぶさと、はやぶさを作った宇宙研についての本、「はやぶさ 不死身の探査機と宇宙研の物語」幻冬舎新書刊、吉田武著です。

さて宇宙研、JAXAの宇宙科学研究所は、1964年に設立された東京大学宇宙航空研究所を母体とし、1981年に東大から独立し旧文部省所管の宇宙科学研究所となりました。
2003年に宇宙開発事業団(NASDA)、航空宇宙技術研究所(NAL)と統合され、JAXA宇宙航空研究開発機構の宇宙科学研究本部となりました。そして今年の4月に宇宙科学研究本部から、もとの宇宙科学研究所に名称が戻されています。

この宇宙研の創始者といえる人物が糸川英夫で、一式戦闘機隼の設計に関わった技術者です。戦後、一時期音響学の研究を行った後、1954年に東大生産技術研究所内にAVSAを設立しています。このAVSAが1955年に有名なペンシルロケットの実験を行い、宇宙研の母体となるわけです。
こののち、カッパーラムダなどの固体燃料ロケットの開発や、日本初の人工衛星おおすみにかかわり、1967年に東大を退官しています。
このはやぶさが向かうことになった、小惑星「1998SF36」に付けられた名称「イトカワ」はこの糸川教授に由来しています。

すっかり有名になった小惑星探査機はやぶさですが、その名前の由来は、糸川教授がかって中島飛行機時代に開発した戦闘機「隼」に敬意を表すと共に、ロケット発射場がある鹿児島県内之浦へ向かうときに最高の贅沢だった寝台特急はやぶさへの郷愁もあると言われています。

この小惑星探査には太陽系の起源を探る目的とともに、地球と全人類の未来がかかった重要な役割が課せられていると言われています。恐竜絶滅の原因は小惑星の衝突が有力視されていますが、その小惑星の探査は今後の宇宙開発における資源面の確保を含めて重要になってくると思われます。


この本では、宇宙研の歴史からそのシステム、さらにはやぶさで用いられたイオンエンジン等の革新的な技術などを十二分に紹介しています。
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六厩地区

2010-11-17 | ローカル
本州で最も寒いと言われているのが、荘川村(現高山市荘川町)六厩地区。近年ニュースなどではよく報道されるようになりました。
地形的には盆地で、冷気がこもりやすいこともあり、冬場は放射冷却の影響もあって、最低気温が氷点下20度になることも珍しくないとか。


この寒さの要因はやはり1,015mという、その標高の高さです。集落の近くを東海北陸道が通っていますが、旧荘川村と旧清見村の境界にある松ノ木峠は、標高1,085m、日本の高速道路の最高点です。

これだけ寒い六厩地区ですが、決して限界集落というわけではなく、国道沿いの比較的交通の便のいい方に属し、集落内にバス停もあります。もっとも、本数そのものは少ないようです。

さて六厩ですが「むまや」、「むまい」の2つの読み方があるようです。

集落の中心にあった、石碑には「むまや」と書かれています。

庄川の支流である、六厩川が流れていますが、この看板には「むまい」とローマ字で書かれています。

どうも「むまい」が古い呼び方で、新しいものが「むまや」のようで、ニュースなどでも「むまや」と呼ばれています。

撮影 11月13日
コメント (2)
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