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nishimino

にしみの鉄道情報局付属ブログ

名鉄バスと京都市バスの並び

2009-09-21 | 名鉄バス

今年の2月1日から名神ハイウェイバスの名鉄観光バス(元名観担当)から名鉄バスに移管されました。京都駅ではこんな風に名鉄バスと京都市バスの並びも。

それだけなら特段書くことも無いのですが、名鉄バスの車両は中央道高速バスなどと共通の車両で比較的新しい車両が使われています。

これに対して名阪近鉄バスの車両は、JR2社と名鉄に対して観光バスからの転用が多く、急に車両がみすぼらしく見えてきました。写真の後ろのバス以来、新車が全く投入されていない状況となっています。

 

撮影 2009年3月21日


名鉄バスの貸切車

2008-05-25 | 名鉄バス
名鉄グループは愛知県内を中心に、観光バス会社を傘下に多数持っていて、それらの会社は来年の4月から名鉄観光バスとして1社に統一されます。かっては、名古屋観光自動車、岡崎観光自動車、一宮観光自動車、瀬戸観光自動車など多数の名鉄グループ観光バス会社が愛知県内を中心に有りましたが、名古屋観光日急、名鉄西部観光バス、名鉄東部観光バスの3社に集約されていました。

さて、これらの観光バス会社とは別に、名鉄本体(現名鉄バス)も昔から観光バスを保有しており、各営業所に数両ずつ配置していました。
名鉄バスの貸切登録車は全部で50~60両ほど有るようですが、一部は契約輸送やコミュニティバス関係で路線車を貸切登録しているため、純然たる観光バスは40両程度のようです。


名鉄バスの貸切色はこのような塗装ですが、この色の高速バスを見かけます。中央道高速バスや東海北陸道高速バス、北陸道高速バスの続行車に入ったり、経年車を都市間高速や空港バスに転用することも多いようです。

さて、来年の4月以降、これらのバスはいったいどうなるんでしょうか。

エアロスターエコハイブリット

2008-04-21 | 名鉄バス


名鉄バスに3月末導入されたエアロスターエコハイブリット。羽田京急バスに続く2番目の導入と思われます。
中央(下広井町)に7801~7804の4両が配置され、社番は一般車の1000台4000台ではなく、従来長尺車がつけていた7000台に入っています。

配置先が下広井町なので、主に基幹バスに運用され、名鉄バスセンター・栄~引山~藤が丘・瀬戸駅で使われています。名鉄バスとしては初の基幹バスのノンステップ車です。中ドアは今回から名鉄もワイドドアではなく通常の引き戸となり、市バスとそろう形になりました。

ところで、長久手ではなく下広井に配置された理由ですが、名古屋市からの補助金でも別枠であったのでしょうか。

名鉄バス再編

2008-02-29 | 名鉄バス
名鉄は今年7月1日にバス事業を再編する。(ニュースリリース

観光バス事業は名古屋観光日急と名鉄西部観光バス、名鉄東部観光バスを統合し、名鉄観光バスを新設する。また愛知県内の路線バスは名鉄バスに集約する。貸切り車は300両を超える国内最大級の観光バス会社が発足する。
また、名鉄西部観光と名鉄東部観光が行っていた路線バスは名鉄バスに戻される。
名観日急が行っていた名神ハイウェイバス(名古屋~京都・大阪・神戸)と、名鉄バスから移管されたグラバー号(名古屋~長崎)、不知火号(名古屋~熊本)の扱いは今のところ不明だが、名鉄観光バス側が運行を継続する可能性が高そうである。

路線バスの方では名鉄バス東部(岡崎)と名鉄バス中部(長久手)が設立され、路線の委託や市町村からのコミュニティバスの運行を引き受ける。

名観日急は元々、名古屋観光自動車として100%出資の観光バス会社として1951年に設立された。その後、名鉄が出資し経営悪化していた名神ハイウェイバスの運行会社の日本急行バスを1979年に傘下におさめ、2002年には同社とグループの旅行代理店のドラゴンズツアーを吸収し現在の体制となった。なお日本急行バスへは、グラバー号と不知火号が1999年に名鉄本体から移管されている。
同社は豪華な観光バスを導入することで知られており、名古屋スタイルと言われる円形アンテナに大型リヤスポイラーなどを装備した特徴的な観光バスが存在した。

日本急行バスはかっては日本中に路線を張り巡らせることを目標とし、全国のバス事業者からの出資で設立された。その中で主な出資社は名鉄、阪急、京阪、近江鉄道であった。その後の、運輸省と建設省の高速バス運航権争いなどの影響で、結局日本急行バスは名神ハイウェイバスと名鉄から移管の夜行高速バスの運行のみであった。

名鉄西部観光は元々、一宮観光自動車、瀬戸観光自動車、岐阜観光自動車の3社が合併して誕生した会社で、岐阜観光に岐阜バスの資本が入っていた関係で、名鉄100%出資ではなくわずかに岐阜バスの資本が入っている。
最近では、稲沢市内の路線と、一宮市内の路線の1系統を名鉄から移管されており、それ以外でも瀬戸地区の路線を名鉄バスから委託されている。

名鉄東部観光は岡崎観光自動車と豊田観光が合併して誕生した会社で、その後、蒲郡地区の名鉄路線を分社化した三河交通を吸収している。
蒲郡地区の分社に際して設立されたサンライズバスと、三河観光バスが1999年に合併して、三河交通が誕生している。元々三河観光バスは名鉄と名古屋観光自動車が折半で出資してたため、合併後の三河交通にも相応の名観日急の資本が入っていたが、現在の名鉄東部観光は名鉄100%出資である。その関係で、貸切り車の仕様は名古屋観光に準じていた。
また、名鉄東部観光豊田営業所は市内にトヨタ自動車の本社があるため、豊田グループの日野車を導入しており、名鉄グループ内ではかなり異彩を放っていた(近年は貸切り車を中心に名鉄グループ各社とも日野車が増殖中)。
観光路線ともバスのカラーは最近は岡崎観光の花火カラーが採用されている。
同社も岡崎豊田知立地区で名鉄バスからの路線の委託運行を行っている。また、三河海線の廃止区間(碧南~吉良吉田)の代替バスの運行も同社が自治体から委託を受けて運行している。
純然たる自社運行路線として、4月1日で廃止される西尾空港線(中部国際空港~住吉町駅~碧南駅~西尾駅~蒲郡駅、共同運行知多バス)がある。この路線は観光バスタイプの車両を用いた空港バスとしては珍しく、中間停留所間の相互利用が出来る路線である。

なお、名鉄バスには若干の貸切り車(50~60両程度)が在籍するが、それらの扱いについては今のところ正式な発表はない。

残りわずかの名鉄バスのエアロスターM

2008-01-16 | 名鉄バス
少し前までは当たり前のように走っていた名鉄バスのエアロスターMですが、いよいよ全車廃車が目前に迫ってきました。製造終了から12年が経過したわけですから、排ガス規制の関係で車検通過が難しくなります。(コストをかければ車検通過は不可能ではないと言われていますが)

名鉄は1997年から2001年まで基幹バス以外の大型路線車の新車導入を抑制していたので、2002年頃まではそれほど廃車が進まなかったようですが、ここ5年で一気に車両が入れ替わりました。

ちなみに写真の4624は貸し切りでの高速走行を想定して、シートベルトを装備していました。