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nishimino

にしみの鉄道情報局付属ブログ

解体猶予中のソーラーアーク

2025-01-14 | ローカル

三洋・パナソニックの安八工場にあるソーラーアークですが、工場が閉鎖され昨年7月には解体予定でした。ソーラーアーク以外の工場建物はすでに解体されて、更地になっています。とりあえず、解体猶予されて、所有する不動産業者がソーラーアークの活用法を検討しているようです。

なお、ソーラーアーク以外の土地の大半は、大型物流施設が建設されるようです。

 

中日新聞 2025年1月8日「ソーラーアーク」隣接の旧三洋電機事業所跡地に大型物流施設 2027年3月完成予定


翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~と揖斐川の汽水 岐阜県最南端

2023-12-19 | ローカル

久々に映画館で映画を見てきました。翔んで埼玉の続編で、関西が舞台です。

見た感想は、バカバカしいことを真面目に作るとここまで面白くなるということと、片岡愛之助の大阪府知事のほうがGACKTよりも目立っていた、杏が男前だった、キャストを見て初めて出ているのに気がついた人がいたあたりです。

三重県の扱いもある意味ひどくて、中部地方に逃げていったと述べていただけでした。東海地方からだと、滋賀県や静岡県は隣県だけど、仲間意識はないのですが、三重県は同じ地方だという仲間意識があります。これはテレビの東海三県広域放送の影響が強いのでしょうけど。

 

 

ところで、岐阜県は埼玉県と同じ海無し県ですが、海を作るというのが岐阜県の場合、洒落にならなかったりします。

 

岐阜県最南端地点、ここは揖斐川河口から12km程度しかなく、このあたりの揖斐川は汽水域で潮位の変化を受けて、水面が変化します。揖斐川には下流域に堰が無いので、大垣市南部の福束大橋付近まで潮位の影響で水位が変化することもあるようです。

 

海津市などには海抜0m地帯があり、台風などで高潮が発生すると本当に海水が流れ込むおそれがあり、一部では農地への塩害もあるようです。

 

このあたりは、江戸時代や明治時代の河川改修工事によって、堤防が築かれ松が植えられています。この岐阜県最南端には河川改修工事の記念碑があります。


大垣祭 布袋軕 完成

2023-03-20 | ローカル

大垣祭の中町の布袋軕が完成して完成披露式典がありました。中町の関係者と知り合いなので、完成した布袋軕を見てきました。

大垣祭を始めとした岐阜県の山車、曳山は軕(やま)という漢字で表されており、江戸時代後期からこの漢字が使われるようになっています。大垣祭には13両の軕がありましたが、多くが戦災で消失して、戦後再建された軕もありましたが、この布袋軕は長らく再建されず、2012年にようやく再建されました。

撮影 2012年5月13日

2012年再建直後の布袋軕。このときは彫刻もなく、前年に作られたからくり人形とだけで、勾欄の彫刻もない状態でした。

 

撮影 2017年5月13日


撮影 2018年5月18日

2016年に勾欄に唐草模様の彫刻が入り、2018年には各所に欅やイチイの彫刻が追加されています。

 

撮影 2022年5月15日

白木での建造から10年を経て、2022年に漆塗りが行われています。そして2023年に蒔絵と錺金具が行われ、完成しました。多くの仕上げは、彦根仏壇の職人の方の仕事で見事なものがあります。

 

勾欄の部分は春慶塗で、この部分は彦根仏壇の職人の方の仕事ではなく、地元の方の仕上げになります。上の勾欄の間にはめ込まれた板の幾何学模様はシルクスクリーンや伊勢型紙のような技法で描かれたと思ったのですが、すべて職人の方の手書きだそうです。

天井画は赤穂市出身の日本画家の後藤仁氏の作品になります。同氏の祖父は大垣の方で、伯父は布袋軕のからくり人形を作成された故後藤大秀氏で、大垣ゆかりの人と言っても言い方です。それで画題は黒龍と四つ姫の図だそうです。

 

後ろの丸い柱に施された蒔絵は、曲面に書くのが大変難しく、職人の方も苦労したそうです。

下には青龍朱雀白虎玄武の四神と麒麟鳳凰霊亀応龍の四霊の蒔絵が施されています。下部にはいぶし銀の錺金具が見られます。

この布袋軕の再建に関わられた方と10年ほど前から知り合いで、色々聞いていましたが、再建の資金集めにかなり苦労されていたそうです。戦後何度も再建の計画があったものの、資金面で断念していたそうです。

 

特記の無いものは 2023年3月19日撮影


東海地方でぬれ煎餅を売っている場所

2022-12-01 | ローカル

東名高速道路守山パーキングエリア上り線では、数年前から銚子電鉄のぬれ煎餅を扱い始め、今年に入り大々的に売り始めています。パーキングエリアの店長が、ぬれ煎餅で赤字私鉄を存続させる姿勢に感銘を受けて扱うようになったそうです。

 

銚子電鉄では、ぬれ煎餅以外にも色々商品を扱っていますが、ここではカレーとラーメンも扱っています。


桔梗塚

2020-05-24 | ローカル
岐阜県は明智光秀の出身地と言われています。前半生は謎が多いのですが、今の所可児市明智が有力な出身地です。恵那市明智の方は古くから明知遠山氏(遠山景元、いわゆる遠山の金さんの先祖)の支配地で、明智光秀の出身地とは考えにくいと考えています。

余談ですが、美濃斎藤氏の勢力範囲は諸説あり、美濃国全域を支配していたわけではなく、岐阜市周辺と西濃地方、中濃地方、東濃の可児と多治見までではなかったのかと考えています。東濃の遠山氏は織田氏や武田氏と近く、桶狭間の合戦にも援軍を出しています。

それで、美濃明智氏は斎藤義龍の美濃統一戦で一旦滅亡していて、系図などが残っていないので、光秀の出生の詳細は不明なのですが、山県市美山地区の伝承ではここで光秀は生まれて、明智氏の養子になったとされています。

その後、山崎の戦いの後、死んだのは影武者で、光秀自身は出生の地のここまで落ち延び、ここに墓があります。山崎の戦いの後の秀吉の戦後処理は、意図的なものが有って、早急に本能寺の変の幕引きをしています。



それで山県市美山地区の光秀の墓ですが、本能寺の変後の落ち延び、諸国行脚をした後、関ヶ原の戦いの援軍に向かう途中で、増水した川で死んだとされています。
まあかなり怪しい民間伝承なのですが、更に怪しい天海=明智光秀説もあり、各地に光秀の生存説があるようです。


岐阜県南部に住んでいると、5年に一回ぐらい地元がNHKの大河ドラマの舞台になっています。織田信長豊臣秀吉徳川家康の3人が主役かストーリーの深いところに関わると、必然的に愛知県岐阜県滋賀県静岡県が舞台になるので、まあ必然かもしれませんが。



ところで5月10日放送の鶴瓶の家族に乾杯で帰蝶役の川口春奈さんが訪れた時に書いた絵馬が展示されていました。

撮影 2020年5月23日