富士重工製のいすゞエルガtype-Bは東武鉄道(現京成バスセントラル・東武バスイースト)も導入しています。京成電鉄と異なり、すべてL尺で型式はKL-LV834L1です。
この富士製のエルガtype-Bは2001年に11両が導入され、6両は都内の営業所(東武バスセントラル)に配置され、5両は柏市内の営業所(東武バスイースト)に配置されています。
その後の導入は前中ノンステップのtype-AのKL-LV280L1を富士及びいすゞバス製造製で導入に変わっています。なお、富士製のKL-LV280系及びKL-LV380系は数社で導入されていますが、ノンステは東武バスのみが導入しています。
東武バスの富士製のエルガは2017年頃までにすべて廃車になりました。エルガのうちtype-Aは東武グループ内外の各社へ移籍しましたが、フルフラットノンステのtype-Bは構造の複雑さやトルコンATで出力不足などの問題もあって国内移籍は無いようです。
撮影 2009年5月23日 西新井駅前
参考文献 バスマガジンVol.29