nishimino

にしみの鉄道情報局付属ブログ

九州新幹線長崎ルートはどうすべきなのか

2019-06-11 | 鉄道


先日武雄温泉駅付近で見かけた九州新幹線長崎ルートの建設工事。とくに難工事になる区間もなさそうなので、予定どおり2022年、もしくはそう遠くない範囲で開業すると思われます。
長崎駅武雄温泉駅間の離れ小島的な新幹線が出来てしまうのは、佐賀県内の建設計画が全く進んでいないからで、フリーゲージトレインの断念と、佐賀県の同意を全く取り付けずに九州新幹線長崎ルートの建設を進めた結果で、完全に袋小路状態に陥っています。
佐賀県としては新幹線のメリットよりもデメリットのほうが大きいので、佐賀県知事が方針の異なる知事に代替わりするか、県議会の方針が大きく変わらない限りは、新鳥栖武雄温泉間の新幹線建設は進まないのではないかと思われます。



あるところで読んだ意見なのですが、博多南駅(博多総合車両所)付近から分岐して、脊振山地を貫いて、多久駅付近で佐賀線と交差して、武雄温泉を結ぶルートです
新幹線はいらないという佐賀県の意向を尊重して、佐賀駅と肥前山口駅は通らず、国と長崎県の予算のみで建設して、佐賀県には負担を求めない、長崎本線の鳥栖~肥前山口間と佐世保線の肥前山口~武雄温泉間は並行在来線にはしないという方針で建設すれば良いのではないかと思われます。



佐賀平野は地盤が軟弱なところが多く、一部では架線柱が片持ではなく門型になっています。これもあって、平野部に新幹線の高架橋を建設すると、建設費が高くなると言われてます。

このルート、用地買収が容易な山間部のみを通過することから、距離が長いものの、もしかしたら新鳥栖接続よりも安価に建設できるかもしれません。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 東海バス伊豆の踊り子号 | トップ | Android4.4の寿命で機種変更 »

コメントを投稿

鉄道」カテゴリの最新記事