これからは企業は儲けよとして社員の給料をできるだけ減らします、それの切り札はオ-トメ化です。そうして企業の税金を減らし企業だけがもうかります。すると儲けた金はどこへ行くかと言えば企業の経営者の給料と株主への配当です。そう経営者には成功報酬として過大な報酬が支払われ、従業員の給料をカットして企業利益に回せばそれだけ経営者の手腕と思われ経営者の報酬が上がります、だから収入に格差が出来その格差は広がります、その企業経営にもっと寄与するのが企業のイノベ-ションです。イノベ-ションは企業に取ってかけがえのない収入を増やします。そうして収入が増えれば経営者の収入も増えます。その経営者の収入を増やすべく新しい商品、新しい製法、等イノベ-ションに励みます。すなわち競争社会です。競争に打ちかった企業のみが残ります。優勝劣敗です。経営者は高所得を得るべくイノベ-ションに励みます。その勝ち残り手法こそ新しいイノベ-ションがおこり社会が進歩します。だから格差社会はますますひどくなります。社会の進歩を優先するか、平等社会を優先するかでやり方が違ってきます。戦後からの昭和時代は平等に重きを置いてきました。しかし平成に入ってグロ-バル化が進み世界的競争社会になったせいで平等を掲げる日本の企業は世界の競争にともすると取り残されそうになり、それではいけないと競争社会に切り替わったようです。そのせいで日本全土にブラック企業が乱立しました。政府もそれを後押しすべく労働者の労働時間をなくし成果主義に変えようとしています。これはブラック企業の温床になるでしょう。私は平等主義が好きですが平等主義ではグロ-バル社会では取り残されるようですがグロ-バル社会では貧富の格差がはなはだしくいびつな社会になってしまいます。これを解消すべき良い案をどこかで示していただきたい。私の考えではロボット化が進みすべての作業はロボットがこなせるようになればこの問題も変わってくるのではないかと想像します。