gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

機会の均等

2013-12-29 09:07:17 | 日記
人間には不平等が多すぎる。これをなくすのが政治の務めです。しかし、その根本は人生初めが平等であればそれでいいのでは、しかし初めの平等自体が無理なのです。生れ落ちるときから平等とはかけ離れたことが起きています。日本のような平和な国と、アフリカの紛争地帯に生まれた子はそれ自体が不平等です。そんな問題を抜きにして日本という土地に生まれた子でも、金持ちの家に生まれた子と貧乏な所で生まれた子は境遇が違います。それをなくすために死者の遺品はすべて国家に没収ということにすれば、出発地点で平等かと言えばそれも違います。親が金持ちなら塾に行かせ優秀な大学へ生かすこともできます。機会均等にすることも難しいのです。それに人間は子供に楽をさせたいと金を残そうとするのです。すべて平等にしたら人間の働く意欲をなくします。共産主義はチョト考えると平等社会ができて良い方法となるのですが、ただ人間の本質を考えると、手を抜く人は徹底的に手を抜いても生きられる社会で困った問題も起きます。そこで資本主義称賛かと言えばそれも違います。それは生き馬の目を抜く悲惨な競争社会が来ます。落としどころは社会主義で個々人の財政的不平等は政治で平等にする努力をすることしかない。