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農業問題

2013-12-16 15:47:22 | 日記
農業は集約化と機械化で進むというけれど、日本の農地の大半は段々畑なのです。これを如何機械化するかが問題なのです。段々畑の欠点は顎が弱いということです。畑の端が垂直に切り立っていて、その先端が顎でそこを石積みして崩れるのを防いでいるのです。石積みして確りしたとこはまだましで、ほとんどは土を削ってそのまま耕しています。だから顎は常に崩れる恐れがあるのです、ここへ機械化などで機械を持ち込んだら、顎が崩れて機械が麓まで落ちてしまいます。そんな危険なところや機械化できないところは放棄せよと言えばほとんど耕作できず、日本の農地は無くなってしまいます。日本の農地の大半は山を削った段々畑なのです。有名な千枚田も段々畑で耕作はボランティアで維持しているのです。そこを如何機械化するかが問題なのです。政治家も農家も技術者もほんとに考えてほしいのはこんな問題を克服して初めて日本の農業がアメリカや中国とごしてやっていけるようになるのです。日本の農業をどうするかは機械化できるかどうかで決まります。しかし顎の問題で行き詰まります。顎が問題ならコンクリ-トで固めればよいと思うかもしれませんが全国の段々畑をコンクリとで固めるのは膨大な費用が掛かります。その上コンクリ-ト灰汁が如何農産物に影響するかもわかりません。この問題をしっかりと固めねば日本の農業は機械化できません。