鼠丼

神の言葉を鼠が語る

<747> 幾つになっても恋は良いものなので

2020-06-29 18:52:16 | 日記
 毎度!ねずみだ。

 全国に1憶人弱いると言われている(気がする)読者の皆さんのうちの一人から先日「恋人ができました!」という連絡があった。いんやー、良かった!

 差しさわりがあるのであまり詳しくは書けないが、九州在住のシングルマザー。
 
 私たちの存在は意外と単純で、どんなにささやかな事でも構わない、他者との関わりがあればそれだけで人生が豊かになる。

 もちろん結婚もその一形態。契約を介すると夫婦と呼ばれ、契約を介さないと恋人と呼ばれる。 関わり方は人それぞれで、重要な事は「相手の事を考える自分がいる」という事。色恋に限ったことではない。同じゴールを共有する仲間でも良いし、趣味の仲間でも良い。
 年を経ると特にそう感じる。単独で生きる種類の野生動物と違って、人間は他者とのかかわりあいの中にこそアイデンティティを見いだす。集団の中にあっての人間。人間は独りでいると寂しく感じる生物なのだ。さすがにウサギではないので寂しくて死んでしまう事はないだろうが。
 かく言う私も世界一の奥さんと結婚することができて、それ以降一気に人生が豊かになった。

 こんな単純な事は何千年も前から分かり切っているのに、人間は中々先に進めず他者との関係を構築することなく日々を過ごしている。「どうせ私なんか」とか「私の人生、どうでも良い」などとひねくれて斜に構えるのも自由だが、本当は傷つくかもしれない自分を見たくないだけなのだから、勿体ないとしか言いようがない。手かせ足かせで自分を縛って、世界を狭くつまらないものにしてしいるという事に早く気付くべきだ。

 下を向いたって誰も褒めてはくれない。ほんの少しのきっかけで世界は回りだす。
 どんな相手だって良いではないか、1回きりの人生楽しんだ者勝ち、である。その人の事を考えると、心のどこかが温かくなったり。良いねえ、それだけで辛い毎日を乗り越えられる。

 いいね!もう一回言っちゃう。いいね!
 え?そいつウチの大学の後輩なの?やめておけロクな奴じゃ(以下略)