鼠丼

神の言葉を鼠が語る

<744> 親父があの世に旅立ったので2

2020-03-26 19:07:44 | 日記

 毎度!ねずみだ。

 親父が亡くなって2ヵ月半があっと言う間に過ぎた。亡くなって直ぐに今度はお袋が圧迫骨折で入院。退院と同時にリハビリ施設に移り、親父の銀行口座凍結やら保険やら墓の手配やら各種引き落としやらに忙殺されているところにダブルパンチである。

 週末は全て処理業務に追われ、奥さんにも手伝ってもらいながらなんとか乗り切ろうとしている。おかげさまで遺産もあって、税理士やら行政書士との打合せも控えている。昼夜を問わずあっちこっちから電話があり、疲弊しきっている。
 賢明なる1億人弱の鼠丼読者の皆様におかれても、多かれ少なかれ同じような経験があるかもしれない。いったいどうやって乗り切っているのだろう、尊敬に値する。

 お袋がリハビリ施設に入っているため、住む人がいなくなった家に毎週末行き、親父の遺影に線香をあげる。「いや、親父よ、本当に大変だぞ。」と話しかける。今頃親父はあの世で「面倒な事を残して悪いわるい。」と照れ笑いしているかもしれない。
 こういうのを体験すると、自分が死ぬ前には奥さんに負担がかからないように出来るだけ整理しておかなければ、と思う。
 銀行口座は一つにまとめたり、税金がかからないように少しずつ奥さんの口座に移したり、あるいは解約してしまったり、むかしの彼女の写真を燃やしてしまったり、若いころに入手したエッチなDVDは公園に穴を掘って埋めたり。
 今から考える必要などないと笑う方もいるだろうが、早いに越した事はない。

 こういうのを終活というのだろうか。なんだか気が滅入ってきた。

 じゃ、また。