鼠丼

神の言葉を鼠が語る

<732> 実家のプリンタから遺言が排出されてきたので

2019-01-05 11:43:46 | 日記

 毎度!ねずみだ。

 というわけで明けましておめでとうございます。鼠丼を読んでくださっている全国一億人弱の皆様におかれまし以下略。

 大晦日に実家に寄ると、例によって父親が「プリンタの具合が悪いんだが。」と話しかけてくる。プリンタ用紙が詰まったらしい。早速プリンタを調べるとなるほどクシャクシャになってプリンタ用紙が詰まっている。
 いったん電源を落として詰まった紙を引っこ抜き、あらためて電源を入れる。溜まっていたデータが出力され始めた。

 出力されたのはなんと親父の遺言であった。正確に言うと遺言の下書きのようなもので、とりとめのない内容がずらずらと並んでいる。
 
 コメントに窮したのだが、親父も今年83歳になるのだから遺言の用意をしていてもおかしくはない。だがよりによって遺言をプリンタに詰まらせなくてもよいような気はする。
 見るとは無しにちらりと見ると金銭の事は書かれていないようだった。まあ親父としてはあまりにバッドタイミングと言えなくはない。

 昨年母親が入院し自らも肺がんが発覚。そろそろ終活に入ったのかもわからなくはない。作成途中の遺言書を次男に見つかってしまったのはなんとも締まらない話だね、と兄貴も交えて久しぶりに揃った家族4人で笑う事しきり。

 親父やお袋が急にポックリ逝っても後悔しないように親孝行だけは続けているつもりだが、まだまだ話し足りないこともあるので、どうか今年も二人には元気でいてほしいものだ。

 年始に義理の親達と行った旅行先、立ち寄った静岡浅間神社で病気平癒のお守りを買ってきた。徳川家康公ゆかりの神社なのでご利益があるかもしれないし無いかもしれないし、まあ良くは分からない。とりあえずフラシーボ効果という奴に期待する。

 このお守り、全国の鼠丼ファンの皆様にもご利益があると良いものである。良縁祈願とか家内安全だとか、とりあえず何かに効けば良しとして。

 じゃ、また。