鼠丼

神の言葉を鼠が語る

<733>母親から頻繁にメールが来るので

2019-03-11 20:45:37 | 日記
 毎度!ねずみだ。

 最近暖かくなってきたが、賢明なる鼠丼の読者の皆様におかれては、いかがお過ごしであろうか。
 昨年来母親が肺炎で病院に搬送されたり、親父の肺がんが発覚したり、我が家ではあまり明るくない話題が続いている。
 それでも母親は少しずつ快方に向かい、親父の肺がんも大きくなっていなかったり、ようやく最近落ち着きを取り戻しつつある。

 さて、メールである。

 母親にスマホを買い与えてみたものの、ほとんど電話としては使っていないようだった。それでも病床に臥せった後快方に向かう中で少しずつメールを送ってよこすようになった。
 筆をとって手紙を出すまではいかなくても病床でスマホを使って短い文章を紡ぎ出すのも、彼女にとっては数少ない楽しみなのかも知れない。
 
 昔からその人生の多くの時間を家の中で費やしている人なので、他愛のない内容がほとんどで、毎回同じような内容の繰り返しである。苦労して育っただけあって、文面からは常に他者への感謝の気持ちが溢れている。
 その人柄は周囲にも伝わるのだろう、常に周囲に感謝しながら生きてきた彼女が倒れてから、人が訪れる回数、おすそ分けやら貰い物が増えたようだ。

 非常に短いメールではあるが、そう遠くない未来いつか彼女が他界したあとになって私はこれらのメールを読み返す時が来るだろう。いや必ずや読み返すに違いない。そうして滂沱するのだろう。

 そう考えたらこれら数行のメールの数々をなんとか保存したいと考えるようになった。

 さっそくPCにバックアップしてテキストファイルとして保存しなければ。

 じゃ、また次回。