鼠丼

神の言葉を鼠が語る

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2015-03-27 09:59:40 | 日記
 毎度!ねずみだ。

 奥さんと沖縄に行ってきた。沖縄本島へは昨年行ったので今回は石垣島→竹富島→西表島→由布島という離島コースを選んだ。

 好天に恵まれたこともあって、結論から言うと最高の旅行になった。

 那覇空港からさらに石垣島行きの飛行機に乗り継ぎ、石垣島から船で移動。 
 竹富島で水牛の引く牛車(ぎっしゃ)に引かれて民家の間をぐるりと回るだけの単純な、それでいて極上の癒しを経験した。
 皆一様に感じるのだろうが、都会を離れてのんびりとした空間に浸ると時間の感覚が希薄になる。頭のねじが緩み始め脳みそが溶ける様な不思議な心持になる。
 民家のどこからか三線(蛇皮線)の枯れた音がこぼれており、砂浜のすなを敷き詰めた道は白く。一週間、いや三日もいたら普段の生活には戻れない。脳みその情報処理スピードがあっと言う間に落ちて、会社での業務に支障を来すに違いない。
 40度くらいの温めの風呂に浸りながらまどろんでゆらゆら揺られているような、体中が弛緩しきったような、心地よい時間だった。生まれてくる前の嬰児が母の胎内で揺られている際には同じような感覚なのかもしれない。

 急流に押し流されるような忙しい毎日を送っていると、束の間の癒しが一服の清涼剤のような効果を生むのか、まさにリフレッシュという言葉がふさわしい旅行になった。

 竹富島を再訪する率が突出して高いという話を聞いたが、なるほど納得である。

 勿論私も奥さんも再訪する気満々。石垣島を離れる飛行機の中で早くも「来年はどこの島にする?」と話した。

 じゃ、また。