毎度!ねずみだ。
会社の若い奴と話していた際のこと。
ボリュームのある仕事をA.S.A.P.でやらせようとしたら、そんなの徹夜になってしまいますよ、と泣き言を言う。
その一言が私のS心に火をつけ、何言ってやがるんだ、お前らはついこの前まで学生だったじゃねえか、どうせ女の子達とオールナイトで遊んでいたくせに、そのくらいの体力はあるだろう、と一喝してやった。
そこでハタと気がついた。もしかして今のワカモノは「オールナイト」なんて言わないんじゃないか、と。これって死語かも。まあ口を突いて出てしまったものは仕方がない。気づかないのを期待する。
案の定、その若い奴からあのーねずみさん、今時オールナイトって言わないですよ、徹夜は徹夜はですよ、せいぜいオールですよと逆に突っ込まれた。これを聞いていた周囲も笑っていやがる。
照れくささもあって、何言ってやがる、徹夜といえばオールナイトだ。ラジオはオールナイトニッポンだし、深夜番組ならオールナイトフジだ。オールナイトのどこが悪い、と訳のわからないキレ方をしたら、周りで聞いていた他の奴らまで一斉に「昭和か!」と声を合わせて突っ込んできた。
よく考えてみたら、話していた若い奴の年齢は25歳だ。私のふた回りも下の若造である。そりゃジェネレーションギャップどころの話じゃないね。
そっかー、オールナイトって言わないのか。
近くに座っている50代半ばの女性に小声で「オールナイト」って言いますよね?と確認したらにこにこしながら「確かに昔は言いましたが、それって30年くらい前の言い方ですよね。」と諭された。
なんだよ、みんなして。