毎度!ねずみだ。
先日49歳になった。「49歳のおっさん」になったのだ。
友人とくだらない話をしつつ酒を呑んだ帰り、ふと冷静になって考える。自分が入社したばかりの頃、「49歳のおっさん」ってどんな存在だっただろうか。ものすごく年上で、まあ老けてて人生の苦労を両肩に乗せている存在。家族や家のローン、仕事上のトラブル、人間関係、その他もろもろが彼らにのしかかり、疲れ切ってよれよれ。そんなイメージだった。
そうは言ってもそれらを抱えたまま激務に耐え、さらに後輩を育てている彼らが自分たちにとって頼もしい上司だったのもまた事実。
さて、自分はどうだろう?今の自分達はかつての自分から見て頼れる存在になり得たか?
どう考えても当時の彼らの足元にも及ばないような気がしてならない。確かに「いつまでもピュアな心を忘れない少年のような」中年にはなったかも知れない。(少年の頃からおっぱいとお尻が好きで、今でもそれは変わらない、という意味。)会社の若い女の子から声をかけられてデレデレしたり、もしかしたら何か起こるのではないだろうか、などとテレビドラマのようなことを考えてどきどきしたり。(不整脈かも。)飲み会での話題は未だに中学生レベル。下ネタとジョーク。
だが、その一方で正しいものは正しいと感じ、間違ったことは納得できない。納得しないと「てこ」でも動かない。
まあ総合的に考えると、残念ながら当時の私は今の私を尊敬してくれそうにない。変わらないのが良いのか悪いのか、変われないのか変わろうとしないのか、未だに分からない。
まあ、それも良かろう。世界中の49歳に乾杯だ。