起床してテレビをつけたら、指宿枕崎線で土砂崩れがあり、「指宿のたまて箱」がそれに乗り上げたというニュースが流れた。さらに、江差線で貨物列車が脱線というニュースも。この前は小田急で脱線事故があったし。鉄道で旅している最中に鉄道事故のニュースを知って、悲しくなった。
まだ雨は降っていた。予讃線海岸寺~詫間 の人気であろう撮影地へ。県道から外のお立ち台に出ての撮影だが、道路に溜まっている雨水を通る車がたまに跳ね上げていった・・・。113系も撮りたかった車両。派手な塗装の「アラーキー列車」と昨日すれ違ったけど、それが来ればなお良かったなあ。
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8000系「しおかぜ」。
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普通列車。短い編成も長い編成もしっくりくるなあ。
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2000系「アンパンマン列車」。
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8600系試乗会運転は撮影しない。それを撮影しに来た人がその前に当ポイントに来て「アンパンマン列車」を撮っていった。その人に車で海岸寺駅まで送ってもらえた。
ビデオカメラを持って行っててもなかなか使わずだったから、多度津でビデオ撮影中心で活動した。JR西日本から乗り入れている115系。
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赤帯の121系。
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次は秘境駅の坪尻駅へ。琴平から乗った列車には他に3人しか乗っていなかった。特急は1時間に1本と賑やかだが、全体としては過疎路線なんだろうね。トンネルを抜けて右手に坪尻駅を見ながら、一旦列車はスイッチバックの線路に入った。運転士が反対の運転台に移り、バックして駅に進入した。最近「ナニコレ珍百景」でこの駅が再度取り上げられたし、別番組でも取り上げられたらしい。週末だし孤独を味わうのは無理だろうと思っていたけど、やはり年配の男性が一緒に降りてきた。そして、再度運転士が列車が向かう方面の運転台に戻り、列車は発車していった。
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左手奥がスイッチバックの線路。下り列車は先述の通りで、上り列車は駅に到着してからスイッチバック線に入り、坂を上がっていく。
待合室。
通過列車の時刻の案内。ここじゃなくて踏切に掲示した方がいいのでは・・・。
坪尻駅の紹介文。
紹介文中の開おじいさんは「ナニコレ珍百景」によると、今は入院中とのことである。まずはおじいさんが歩いていた道を自分も歩いてみて体感した。また、上の道に出たら、この駅がどんなところにあるのかが分かる。のどかな駅舎。
駅前は草むら。以前は「マムシ注意」の看板があったそう(汗)
駅そばの遮断機もない警報機もない踏切を通過列車に気を付けながら渡った。
踏切を渡った直後で振り返って見る駅ホーム。
すぐのところには廃屋が。廃バイク付きだった。
川が。垣間見えた。
V字の急坂を登っていく。
倒れた木や竹という障害物を乗り越えたりくぐったり。
廃家電が不法投棄されていた・・・。
20分程で道路に出た。付近に集落が見えないので、地元の人が利用するならもっと歩くんだろうなあ。
天空の集落が見えた。
こんな険しい道を80過ぎのおじいさんが歩いていたことに驚いた。再び駅で姿が見れる日が来て欲しいと願う反面、怪我したら大変だし、なにしろ踏切が危険で、複雑な思いである。
※追記 録画した「ナニコレ珍百景」を後日あらためて観たら、おじいさんは別ルートの駅舎を出て右に行く道を利用だった様である。踏切は渡らないけれど、、険しい道は変わらない。
駅に戻る途中、濡れた竹で滑って尻もちをついてしまった。立ち上がって再び歩き出してちょっとして、首からぶら下げていたカメラのレンズカバーが無いことに気が付いた。尻餅をついたところに戻って拾った。だが、それでホッとして駅に戻ったら、今度は腕時計が腕に無い(泣) 再びそこに戻って腕時計を拾った。時計盤本体とバンドを繋ぐ棒が外れていた。なんとかはめ直せて良かった。
一緒に降りた人は待合室で本を読んでいた。お互い孤独を求めて、僕はホームでお酒を飲みながら佇んだ。ラブラブベンチは一緒に座る相手いませんから(苦笑)
駅ノートを読んだり。
列車を撮影したり。
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2時間程滞在した。もう1人も同じ列車に乗り、降りる人はいなかったので、この時点で人はいない状態に。
旅ももうすぐ終盤へ。次は大歩危~小歩危 の名撮影地へ。小雨ながらも結局雨止んでくれなかったなあ。今日は「アイランドエクスプレス」が土讃線を走る。6月は梅雨の季節だからか、トロッコ列車や臨時で「うずしお」、「剣山」に挟む「ゆうゆうアンパンマンカー」の運転日が無い。訪問日が偶然重なってラッキーと思ったのだが、悠長に歩きすぎて撮影地までもうすぐのところで行ってしまった(泣) もうテンションさげさげで、1本撮って小歩危駅に戻った。でも、いい写真が撮れたなあ。
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大歩危峡の景観を眺めながら駅へ。途中の吊り橋は「事故があっても責任は負いません」と注意書きがあっても「市道」という記述もあるから、遠慮せずに橋を少し渡って渓谷を撮影した。
でも、とっとと撮影を終えたおかげで、大歩危まで行くことができた。大歩危は妖怪をウリにしている様で、妖怪が乗るトロッコ列車も走る。
七夕も近いからか、短冊に色々なメッセージが。
大歩危まで来たおかげで、もう1枚列車撮影できたし。
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遊歩道が設置されていたので、渓谷を眺めた。
ラストは再び坪尻駅へ。夜の坪尻駅を味わいたかったし、先程は1人でなかったし。乗客は僕1人で、坪尻駅発車時点では乗客ゼロの状態に。バスじゃないし、こういう状態見るのも滅多にない。着いた時はまだ完全に暗くなっていなかった。誰もいなかった。
蛍光灯に虫が集まっていた。虫嫌いの人には夜の坪尻駅訪問は無理だね。
あっという間に30分過ぎ、夜行バスに乗る徳島へ。入れ替わりで1人降りていった。やはり坪尻駅、人気だなあ。「青春18きっぷ」の利用期間中は賑わうことだろう。
佃での乗り換え時間がわずかでデンジャラスな行程だが、よほど遅延しない限り接続待ちするとふんでいた。徳島行発車時刻に阿波池田行は到着し、乗り換え客が乗ったらすぐ徳島行は発車した。
午後10時頃に徳島到着。バスは11時半過ぎに発車なので、やはり飲みたい。っていうか飲んでばっかり(苦笑) 徳島の名物が食べたい。郷土料理屋を「食べログ」で探したが、「ここに行きたい」という店は日曜休みだった。徳島のブランド鷄「阿波尾鷄」が食べられる店を探し、駅近くの「鳥ぼん」に入った。人気店の様だが、1人だしカウンターにすぐ座ることができた。
「阿波尾鷄の肩ロール串焼き」。見よ、この肉の輝き!プリプリでジューシーで甘みがあり、大変美味しかった。
鶏皮はトロ~ッと甘く。
徳島の特産品のすだちの酎ハイを頼んだ。口をスッキリさせてくれる。
デザートのもなかアイス以外は鳥料理だけで店を出た。バス待合所に向かう途中に順番待ちの客数人の徳島ラーメンの店「麺王」があり、誘われて店の前へ。店の前の券売機で食券を買って順番を待ったが、すぐ入れた。茶色いとんこつ醤油スープに博多ラーメンの様な細麺で、豚バラの煮込みがのっていた。舌に絡みつくスープで甘味があった。本当は生卵を入れると徳島ラーメンらしくなるらしい。
そしてバスで帰路へ。飲んで旅の思い出を振り返りながらの乗車だから、結構寝れた。家に着いたら早速少し当ブログを書き、夜勤に備えて寝た。
今回も良い旅ができた。なんか、徳島を一番楽しんだ形だね(笑) 今度は「バースデイきっぷ」を使って祖谷のかずら橋に行きたいし、予土線を撮影したり、今回は天気が良くても時間が合わなくて夕日は無理だったが、下灘駅を再訪したい。その時も夜行バスを使うつもりなので、また徳島で飲もうかな?(笑)