雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

猫爺の才能なし俳句「プレバトを観て俳句の勉強中」

2017-09-20 | 日記
   コンバイン 止めた静寂へ 来る雀

   ◇野を駆ける 子等のズボンに 草虱

   渋柿や 収穫終えて 風寒し

   ◇闇の中より打ち寄せる 虫の声


 ただいま、TVプログラム、「プレッシャーバトル」で俳句の勉強をしている。以前から俳句ごっこはしていたものの、やはり先生の解説、査定、手直しは勉強になる。「夏井いつき先生」のご本を買って読みたいのだが、老人の勉強のこと、それは贅沢というものである。専ら本屋で店員に睨まれ乍ら立ち読みをしている。

 「綺麗だな」なんて個人の感想を詠み込むのは避け、できる限り「情景」を描写して読者に「綺麗だな」と感じて貰うように努力している。「や」「かな」のような「前の文を感嘆した切れ字」の使い方も、助詞のもつ意味も少々身についてきた。そろそろ「才能なし」から「ど凡人」に昇格(?)したいものだ。

 草虱(くさしらみ)とは、我らの子供時代は「ひっつき虫」と呼んでいた雑草の種である。野原で遊んで帰ると、ズボンや服にびっしりと付いていたものだ。

 今年の春、植木鉢に何だか芽を出した。草花の種が芽をだしたものだと思い、「どんな花が咲くのか」と楽しみに水をやって育てていた。夏になって花が咲いたのを見て、子供の頃に花を胸にくっ付けて遊んだ「ひっつき虫」だと判ったが、「折角育ててきたのだから」とそのままにしておいたら、洗濯物にびっしり付いて部屋に入ってきていた。懐かしいけど、取るのが面倒臭さい。母が悲鳴を上げていたのを思い出す。


 
 


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