雑文の旅

猫爺の長編小説、短編小説、掌編小説、随筆、日記の投稿用ブログ

ご都合主義

2012-11-10 | 日記
今日は土曜日、クリニックへ行った帰りにスーパーへ買い物に寄ったら、学生だらけだった。 ゆとり教育は見直されることになったとか、ならないとか。 「今はまだ土曜日は休みなんだな」と気付く。 私たちの学生の頃は、足が短く頭がでっかい「ドラえもん型」の学生が多かったが、今の学生は昔とはすっかり変わって手足が長く顔が小さい「鼻の縮んだピノキオ型」が多くなった。 「人間も進化しているのだなァ」と感心したり、羨んだり。 数十年前に、このことを予言?した学者さんが居たのを覚えている。 そのとき、固い食べ物を好まなくなるから、顎の尖がった人が多くなるとも言っていた。 阪神タイガースの平野選手は、現在の若者の典型だろう。 

 ミニシクラメンの小鉢を買って来た。 仏壇に供えるためだ。 あまり鉢植えを仏壇に供える人は居ないと思うけれど。 仏の罰が下るのを覚悟して打ち明ければ、毎朝水を換えなきゃならんのが面倒だからである。 それと、シクラメンは妻が大好きだった花で、樒がセットになった仏花よりも華やかだと思うし・・・ なんて、ご都合主義まるばれだけれど。

 

男子ごはん

2012-11-10 | 日記
 今夜の夕餉は、買いだめの食材がほぼ無くなったので、野菜の天ぷらにした。 茄子中位のものを2個1センチの平切りにして揚げたら、大きめの洋皿に山盛りになって、とても食べきれそうにない。 ビーマンは小さいの2個を縦四つ切にした。 こちらは好きだし多くないので大丈夫。 たしか、「男子ごはん」の栗原心平ちゃんだったと思うが、天ぷらの衣に焼酎を入れるとカラッと揚がると教えてくれた。 酒は一切飲めないので天ぷらの為だけに「さつま白波」を買ってきている。 おかげで、べちょべちょ天ふらは卒業した。 

 国分太一君と、怪我でお休み中のケンタロウさんや、心平ちゃんのトークも面白いが、二人の料理研究家に教わることも多々あった。 爺が料理番組をみて勉強している様など、若い人に「キショ!」なんて言われそうだが、食べることも楽しまなくちゃと思う。 妻が家庭で療養している時にはできなかったささやかな外食も、頑張って生きている自分への褒美だと考えている。 決して贅沢ではないが、幸福感というのは金額ではない。 一杯300円の焼そばと100円のコーヒーで幸福感を味わえるのも、或いは特技なのかも知れない。

 明日は内科クリニックの受診日、続いて来週には病院の眼科入院が控えている。 あまり、喜ばしいものが控えていないなァ…と、ため息をひとつ。