「Vanishing Point」佐藤正午 1997集英社
『小説すばる』1994~1996
タクシー運転手と新聞記者とやくざ者、浮気と秘密。
それぞれの話がニアミスしながら独立して消失点に向かう。
その消失点が過去か未来かは判然としない。どちらでもあるのかもしれない。
タイトルと構成がかっこいい。
「Vanishing Point」佐藤正午 1997集英社
『小説すばる』1994~1996
タクシー運転手と新聞記者とやくざ者、浮気と秘密。
それぞれの話がニアミスしながら独立して消失点に向かう。
その消失点が過去か未来かは判然としない。どちらでもあるのかもしれない。
タイトルと構成がかっこいい。
「スペインの雨」佐藤正午 1993集英社
8篇の恋愛小説集
スペインの雨って、映画の中の発音練習だった。
ヘプバーンの顔が浮かんだよ。(昔の映画のわざとらしさを思い出しつつ
男も女も浮気をするものである。
またはしたいけれどできないでいる。
だから、小説世界は浮気にあふれている。
そしてその小説世界の「常識」が現実世界を侵食したのか、それとももともとそうだったのか、今の社会は浮気にあふれている(ような情報にあふれている)
現実世界の浮気が当たり前になりすぎると、小説の中の浮気の価値が下がっていくのか。
テレクラ、出会い系サイト・・・まあ、人々のやることはそう変わらないな。
あっ、時代の記録なんてことも、佐藤正午の作品にはそこそこあったりするかも。
「童貞物語」佐藤正午 1987集英社
『青春と読書』1986年4月号~1987年3月号
まったく別の話なのだが、「ビコーズ」の登場人物とかぶる。読者(ファン)サービスだな。
主人公は独り者であり、父親は早くに亡くなるものである。
青年たちには本当に打ち込むものはなく、それぞれに流されていく。
夢中になるのは異性のこと。重要なのはそれだけ。
でも、それは色々とあって、うまくいくものでもない。
今の自分を肯定することも否定することもできる。
それは見方と価値観の違いだけ。
それを自分で選んだかどうかは本当は関係ない。どちらにしろ流されているだけなのだから。
時代が違えば、なんてことも思う。
今のような情報時代ならば、仕事をしながら勉強もできるし資格も取れる。人生の方向転換の可能性も探れる。能力と気力と覚悟があれば。しかし、この作品が書かれたバブルのころはまだ携帯電話さえ普及しておらず、目の前にある選択肢から選ぶしかなかった。短期的には情報があっても選ぶものは同じなのだろうけれど。そして、覚悟のできる人間は少ないから、今も昔もほとんど人々の選択は変わらないのだろうな。
流されたまま、過去を思い、現在を見ているつもりで見えていない。
良いとか悪いとかいう問題ではない。ただの生き方、それはそう変わるものではない。
覚悟のない、嫁や子供のいない男はいくつになっても精神的に童貞なのかもしれない。
「ビコーズ」佐藤正午 1986光文社
また『前作を白目で』って、あれか、ずっと作品前づけに枕詞的に使おうと思っていたのかな。自虐的、または謙遜的なジョークとして。それがジョークとしてシャレにならなくなったりして止めていったのかもしれない。
P164「僕は彼女の筋を読み直します」・・・これは、佐藤正午の作品を読むうえで、かなり重要なセリフ(ヒント)なのではないか。
「彼女について知ることのすべて」や「身の上話」において、読者にそれを求めていくことになるのだろう。
2013年04月20日(土) NHKニュース7
わ、とうとうこのブログ(ID)もロックがかかったよ!
パスワードを変更しないと使わせてやらないと言われたよ!
仕方ないから、以前の2倍くらいの長さのパスワードに変更してやった。
2013年04月19日(金) NHKニュース7
2013年04月18日(木) NHKニュース7
2013年04月17日(水) NHKニュース7 地震放送、オープニングなし
21:03頃、宮城M5.8震度5弱
チキンラーメンに卵は当たり前。
海苔も別に珍しくない。
私はチーズケーキで余った生クリームを入れてみた!
旨い!
まあ、当然と言えば当然か。
ラーメンといえばバターが抜群に合うのだし、牛乳ラーメンだってあるくらいなのだから。
・・・クリームチーズでも・・・いけるんじゃないのか?
ってか、スライスチーズは載せていたけど。
2013年04月16日(火) NHKニュース7
『大往生したけりゃ医療とかかわるな 「自然死」のすすめ』中村仁一 2012幻冬舎新書
これはね、もくじで見出しを見るだけでもそそられます。
「年のせい」を認めようとせず、「老い」を「病」にすり替える。軽い病気で病院に行って、重い病気をお土産にもらって帰る。リハビリで元に戻ると勘違いして”訓練人生”で余命の無駄遣い。ワクチンは「重症化予防」であり、感染予防にはならないと厚生労働省も認めた。傷は洗滌するものとなり、消毒はしなくなった。昔の納棺は軽かったが、今は点滴漬けで死ぬので重い。介護行為のどこまでが本人のためになっているのか。病院での臨終は親族も死にゆく人を見ずにモニターを眺めている。死に際には喉も乾かず腹も減らない。末期での胃瘻は苦痛と負担を強いている。点滴や鼻チューブを引き抜かないために手を縛られる。健康老人を基準にした点滴は溺れさせている。『快』と『不快』の原則、気持ちいいことは体によく、気分が悪くなるのは不都合。死に際を見せるという最高の遺産を失うのはもったいない。がんで痛みが出るのは猛毒や放射線で体を痛めつけるから。がんが痛むのであれば、もっとたくさん見つかるはずだ。心のケアは余計なお世話、自分の中で苦悩して解決するしかない、そっとしておく(離れて見守る?)のが思いやり。段ボール棺桶「エコクラフィン」。気持ちだけはいつまでも若く、無理に気持ちに身体を合わせようとするから不都合が生じる。老いるとは健やかでなくなることなのに、「健やかに老いましょう」などという。コンドロイチン、ヒアルロン酸、グルコサミン、コラーゲン、分解吸収されるので経口摂取の効果は期待できないだろう。健康は人生を豊かに生きるための手段、目的ではない。40歳でも90歳でも同じ治療。検診や人間ドッグは「病人づくり」。仏教は生きるための指針を説いていた。
家族でこの本を読んで話し合っておくべきだね。
『老いと死から逃げない生き方』と『幸せなご臨終ー「医者」の手にかかって死なない死に方』も買ってしまおうか!
(※ 両方とも中古しかないじゃん)
2013年04月15日(月) NHKニュース7
正月明けから始めたダイエットは順調に進み、正月太りは3月中に解消した。
さらに、ここから6㎏の減量を年内にする予定。(急がず無理せず)
ダイエット(減量)といえば、体を動かすのが一番!
ゴルフでも始めるか・・・
練習では体をねじってストレッチ的な効果は期待できるけど、やはり歩かなければな。コースに出るのはある程度自信がついてからにした方がいいだろうから、毎日の散歩を欠かさないようにしなければ。30分の散歩を1時間に延ばそう。ゴルフの練習場に行く前にクラブの素振りを徹底してやる。一日300スイングくらいでいいかな。最初は100スイング(20×5)くらいから始めて、500スイングが楽にできるくらいになったら練習場へ。練習場で3~6か月毎日(土日は早朝かな)二籠以上、五籠平気で打てるようになればコースも近い!秋だな!秋のコース再デビューを目指せ!
で、そのころにはダイエットも進んで、顔も体もしまって肌が適度に焼けるだろう(シミが増えるか…)
散髪は自分でせずに床屋へ行って、白髪染めも始めた。
歯医者も通い始めて目立つ歯はすべて白くする。
スーツとジャケット、シャツ、ネクタイ、カーディガン、下着、靴下、靴、新品をそろえた!カジュアルシャツも5枚並べた。(まあ、新卒社員みたい!
さあ、全国の高額所得看護師さん!かかってきなさい!(主夫をさせてください