きょくたN日常事態宣言

パンデミック
ずっと自宅待機
でも手洗いうがいマスク換気

20130421

2013年04月21日 19時30分33秒 | ニュース7

2013年04月21日(日) NHKニュース7

  • 中国四川省地震 死者184人に
  • TPP
  • ボストン爆破テロ事件 容疑者兄弟の背景は、逮捕劇の現場は
  • 大型連休 国内旅行過去最高の見通し
  • 警報(気象庁) 調査「半数の人が危険度を低く見ている」
  • 自民細田幹事長代行「早く成立させて~」民主党細野幹事長「いや~」
  • 世界銀行&IMF合同で途上国開発問題会合「貧困層の割合を3%以下にする」
  • 多くの幼稚園で定員割れ
  • ゴルフアメリカ女子ツアー 宮里藍連覇ならず
  • ゴルフ国内男子ツアー 松山英樹プロデビュー戦
  • 柔道全日本選手権
  • プロ野球6試合
  • 19:27頃、福島震度4
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「Vanishing Point」佐藤正午

2013年04月21日 12時18分51秒 | 読書とか

「Vanishing Point」佐藤正午 1997集英社
『小説すばる』1994~1996

タクシー運転手と新聞記者とやくざ者、浮気と秘密。

それぞれの話がニアミスしながら独立して消失点に向かう。
その消失点が過去か未来かは判然としない。どちらでもあるのかもしれない。

 

タイトルと構成がかっこいい。

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「スペインの雨」佐藤正午

2013年04月21日 06時04分08秒 | 読書とか

「スペインの雨」佐藤正午 1993集英社
8篇の恋愛小説集

スペインの雨って、映画の中の発音練習だった。
ヘプバーンの顔が浮かんだよ。(昔の映画のわざとらしさを思い出しつつ

男も女も浮気をするものである。
またはしたいけれどできないでいる。
だから、小説世界は浮気にあふれている。
そしてその小説世界の「常識」が現実世界を侵食したのか、それとももともとそうだったのか、今の社会は浮気にあふれている(ような情報にあふれている)
現実世界の浮気が当たり前になりすぎると、小説の中の浮気の価値が下がっていくのか。

テレクラ、出会い系サイト・・・まあ、人々のやることはそう変わらないな。
あっ、時代の記録なんてことも、佐藤正午の作品にはそこそこあったりするかも。

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「童貞物語」佐藤正午

2013年04月21日 02時33分33秒 | 読書とか

「童貞物語」佐藤正午 1987集英社
『青春と読書』1986年4月号~1987年3月号

まったく別の話なのだが、「ビコーズ」の登場人物とかぶる。読者(ファン)サービスだな。

主人公は独り者であり、父親は早くに亡くなるものである。
青年たちには本当に打ち込むものはなく、それぞれに流されていく。
夢中になるのは異性のこと。重要なのはそれだけ。

でも、それは色々とあって、うまくいくものでもない。

今の自分を肯定することも否定することもできる。
それは見方と価値観の違いだけ。
それを自分で選んだかどうかは本当は関係ない。どちらにしろ流されているだけなのだから。

 

時代が違えば、なんてことも思う。
今のような情報時代ならば、仕事をしながら勉強もできるし資格も取れる。人生の方向転換の可能性も探れる。能力と気力と覚悟があれば。しかし、この作品が書かれたバブルのころはまだ携帯電話さえ普及しておらず、目の前にある選択肢から選ぶしかなかった。短期的には情報があっても選ぶものは同じなのだろうけれど。そして、覚悟のできる人間は少ないから、今も昔もほとんど人々の選択は変わらないのだろうな。
流されたまま、過去を思い、現在を見ているつもりで見えていない。
良いとか悪いとかいう問題ではない。ただの生き方、それはそう変わるものではない。
覚悟のない、嫁や子供のいない男はいくつになっても精神的に童貞なのかもしれない。

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「ビコーズ」佐藤正午

2013年04月21日 00時10分22秒 | 読書とか

「ビコーズ」佐藤正午 1986光文社

また『前作を白目で』って、あれか、ずっと作品前づけに枕詞的に使おうと思っていたのかな。自虐的、または謙遜的なジョークとして。それがジョークとしてシャレにならなくなったりして止めていったのかもしれない。

P164「僕は彼女の筋を読み直します」・・・これは、佐藤正午の作品を読むうえで、かなり重要なセリフ(ヒント)なのではないか。
「彼女について知ることのすべて」や「身の上話」において、読者にそれを求めていくことになるのだろう。

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