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◆「探求㊤」ダニエル・ヤーギン

2012年09月15日 05時55分55秒 | 読書とか

「探求 エネルギーの世紀㊤ The Quest」ダニエル・ヤーギン 2012日本経済新聞出版社

amazonで「翻訳が酷い」なんていっている人が居ますが、そこまで正確さを求めない素人としては関係ありません。

エネルギーをめぐる開発、戦い、思惑など歴史とそれぞれの都合
教科書を読んでいるようでなかなか進まない。
地図を睨みながら、中国の優位さを感じる。

う~ん、こういうことを前提にしている人たちにすれば原発を再開したいと思うのもわかるぞ。わかるから、もう、そういう人たちは排除するしか子どもたちを守る手段はないのかもね。原発用のプルトニウムは充分な量があるんだから、それを保管しておけばいいじゃない。そして、研究用の炉を一つくらい残して、他はもう廃炉の準備しておこうよ。なんてことを考えながら読むから尚更進まない。

アメリカのイラク戦争への甘い見通し、まるで原発の再開を決めてしまった日本のようじゃないか。これで簡単に他の原発も再稼動できると喜んでいるんだろうが、次の選挙で原発廃止議員が急増して大混乱になるんだぞ。ちゃんと見通しはできているのか。ああ、また逸れた。

2010年04月20日ディープウォーター・ホライズン「こういう事故は起こらないとされていた」・・・『想定外』ああ、また逸れる。
バクテリアが海の汚染をよそうより早く解消してくれたらしいが、放射性物質にそういう救世主は現れない。現れるならもうとっくに知られているさ。残念!

2010年12月チェニジア モハメド・ブアジジ焼身自殺から始まる「アラブの春」
まあ、動乱などで供給が止まるというのは、埋蔵量に変化はないのだから消費国からすれば先延ばしにすぎないかも。

『第12章非在来型石油』で、埋蔵量と価格高騰への心配はほぼなくなった。
寒冷化に向けてどんどん貯蔵しようよと思うのだ。
温暖化させるためにCO2をどんどん増やそうよと。(でも、CO2じゃ本当は温度が上がらないかもしれないらしいよね(㊦参照))

前半(㊤)が『第18章核燃料サイクル』で終わっているあたり、気持ちが落ち着かなくなるわけです。


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