「疾風(はやて)の闇」勝目梓 1998廣済堂
ばっかやろー
俺の子供をつくろうとしない妻は、連れ子を育てる環境が欲しかっただけなのか。
なんだよ、バカやろー!痴漢の濡れ衣だってんだよ!オレの手のどこに引っかき傷があるんだよ!謝りもしないで逃げるんじゃねーよ!
なんだよ、馬鹿ヤロー!親父狩りか!中学生に負けるかよ、この!
けっ!世の中馬鹿ヤローばかりだ!
自暴自棄からの破壊衝動で、オヤジが大暴れ!
相手が本物のやくざじゃなかったからか~まさかの大勝利~
でも、互いに傷を広げただけだけどね~
それでも、はっきりさせる事で将来は多少違ったものになるか・・・
万引き→「ダンナに知られたくなかったら言うこと聞きな、えへへへ」
→「ダンナ、アンタの奥さんこんなことしてるぜ。ばら撒かれたくなかったら融資を頼むよ」
→「もう無理、これ以上は無理」ダンナ自殺
→「ばれたらまずい、後家さんはオレが口説いて見張るよ」
いや~、バイオレンス(長編ハードサスペンス)
それにしても、この中に出てくる人物で本物のやばい奴は、不動産屋の愛人の折原夏美だけだね~まあ、主人公もやばいんだけど。
いや、ほんと、無茶苦茶なんだけど、主人公が無茶苦茶だから、なんか最後は納得してしまう。「それじゃ~仕方ないな~」
社会的には救いも何もないんだけど、正しくないんだけど、なんかわかるような(わっ!わかっちゃだめだー!
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