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◆みんなの党、柿澤未途ファンになりそう

2011年05月23日 17時00分50秒 | 20mSv/年、原発

ホールボディカウンターによる内部被爆の調査を訴えている方です。

「菅総理は「メルトダウンはしていない」と断言していましたよね」
「党首会談のとき、「爆発しない」と言われている最中に爆発しましたよね」

そんな指摘も面白いのですが、やはりホールボディカウンターを求めるところが重要だよね。
海江田大臣の答弁に政府の『もうそんなものは調査しない。やり過ごすんだ』という姿勢がはっきり見えます。

大塚さんの答弁のところでは、「将来の疫学の資するためにも、内部被爆の正確な把握は必要です」という方向に持っていって、ホールボディカウンターの必要性を認めさせればよかったのにと思ったけどね。

 

柿澤
「さて、先日の予算委員会における私の質問で、内部被爆の全身測定装置ホールボディカウンターの驚くべき数値が出てきました。精密検査を要するスクリーニングレベルの1500cpmを、数値を上回ったのが4956件、内福島県内に立ち寄ったのが確定した判明分で4766件、10000cpmを超えたのが1193件、専門かも驚くような数字が出てきたした。今、波紋が広がっています。これは福島県内に立ち寄ったほかの原発の作業員が、ホールボディカウンターを受けた数字です。つまり、高い放射線量に晒される福島第一原発の敷地ではなく、周辺の市町村等で住民と同じように生活を送っていた人たちなのであります。つまりは、この人たちから高い内部被爆の数値が出てきたということは、周辺住民も相当量の内部被爆をしている可能性が高いということになります。私の質問によって明らかになったその数値を政府は今、どう、見ているのかお伺いをしたいと思います」

海江田経済産業大臣
「このホールボディカウンターにつきまして、私も議員の指摘を受けまして、そして3台しかないということ、それから今福島県のこの外でそうしたチェックが行われているということでございますが、私もどうしてかということを問い合わせいたしましたら、このホールボディカウンターというのは、本当に微妙な機械、大変、え、そばにですね、例えばここに書いてございますけれども、あの~、その受ける方が体の表面に汚染が残っていたり、あるいは機械が汚染したりしてしまう可能性がありますと、その、計数が信用できなくなってしまう、謝った数値を出してしまうということで、このホールボディカウンターの使用の際は被検者の身体ボディー(?)を徹底するとともに、バックグラウンド、つまり、どういう場所に置いておくかということを非常に気にしなければいけないということで、現在そういう場所に置いてあるんだということがわかりました」

柿澤
「あの、全然答弁は違うと思いますし、また、ホールボディカウンターがあたかもなんか信頼性が低い装置であるかのような表現をされるのは、後々専門家が聞いたら首を傾げてしまうのではないかと思います。繰り返し申しますが、この人たちから高い内部被爆の数値が出てきたということは、わたしゅ、周辺住民も相当量の内部被爆をしている可能性が高いということになる。だからこそ、私はこの問題について取り上げさせていただいているのであります。え~、厚生労働省としては、周辺住民の内部被爆の程度を示唆するほぼ唯一の、これ、直接データでありますので、ぜひこの数値を入手して分析をしていただきたいという風に思っています」
「え~、先日、大塚厚生労働副大臣は、ジュネーブで行われた世界保険機関WHOの会合出席にあたっての記者会見で、『特定日や場所の放射線データは蓄積されつつある』で、『周辺住民の所在時間や場所が把握できれば将来的な疫学に寄与する』こういう風に話したということであります。将来の疫学に寄与するというのはどういう意味ですか。お伺いします」

大塚厚生労働副大臣
「先週、国会のご了解をいただいて、WHOで日本の原発事故の状況等について、ご報告をさせていただきました。え~、その中で、え~、当然住民の皆さんの、お~、健康調査の、やり取りもございました。ま、政府の、お~、この被災者の皆さん、へ、への対応を含めたロードマップにおいて、福島県の被災住民の長期的な健康管理に万全を期すこと、そのために放射線量の推定を開始すること、が、決まっておりますので、その、お、脈絡、の中でですね、放射線量の推定、健康調査やその後の疫学的分析は、え~、被災住民の方々の長期的な健康管理のために役立つものであるということで、これはあの、WHOの総会とテクニカルブリーフィングの後のですね、日本人の記者団との懇談の中で、今後の健康調査についてどう考えるかということでお答えをした記憶がございます。なおあの、先生から御喚問を頂きましたので、疫学調査、改めて専門的な定義を調べましたところ、『疾患の分布、増減などを調査する方法である。疾患等と考えられる原因との間の因果関係を統計的事象を用いて推計する。放射線被曝の影響調査にもこの手法が用いられている』ということになっておりますので、現行調査のためにしっかり対応しなければならないという趣旨で申し上げております」

柿澤
「まあ、もっと早く避難させていたなら、相当量の被爆を避けられたかもしれない住民が今もそこに住み続けている、部分、一部は、そういう状況であるにも拘らず、『疫学調査に貢献できる』、この言葉をどういう風に地元の住民の方々は受け止めるんでしょうか」

 

「与謝野さんってば、リーマンショックの時に『蜂に刺された程度だ』なんていったのに続いて、今回も甘い見通しをしてしまいましたね」

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