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◆「カムフラージュ」有吉玉青

2010年10月14日 11時12分25秒 | 読書とか

「カムフラージュ」有吉玉青 2010角川書店
2007~2009『野生時代』

あ、「キャベツ」の人だ!

  1. 〔r〕の発音
    • 教授と不倫する女子大学院生
  2. ウラハラ
    • 不倫をされている教授の妻(画家)
      • 夫の不倫相手(1)が息子(中学)の家庭教師に
  3. ジゴロノココロ
    • 教授の妻の絵のモデル+愛人
  4. 完璧な幸福
    • うまくやっているつもりの教授
  5. 僕はピアノ
    • 不倫女子大学院生(1)の彼氏
    • 実はホモ~3と出来ちゃって気付く。
  6. プラトニック
    • 5を好きな女~1とレズに~
  7. ギャザー
    • 教授の息子~家族の中で一番の大人(にさせられている)~

ヾ(・∀・;)オイオイ!終点はそこか!そこに着地するのか!
なかなか、いいですよ。

読み始めは「あーこれは・・・期待できない」と思ったが、奥さんでちょっと展開がたのしみになった。
ホモ(バイ)の出会いは「そりゃないだろ」と思ったら、読んでいるうちに「あるかもな、そういうやつらなら」にかわる。
ルイ(息子)はその立場を利用しつつ、母親と家庭教師(不倫相手)との対抗心をあおって悪さをするんじゃないかと思ったが、そちら方向へは行かないのね。父親の手が付いた女に手を出す気はないってことか。おじさん的にはそちらの展開の方がありそうに思えたんだけどね。
あと、教授はもっと先を考えてやっているのかと思ったら、ただの調子に乗っている馬鹿でしたな。


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