20141116

2014年11月16日（日）　NHKニュース7

• 安倍総理、消費税増税先送りを示唆　先送りすれば、消費意欲減退がさらに長引くだけなのにね
• テニスツアーファイナル　錦織圭の挑戦終了、世界ランク1位のジョコビッチに敗退、決勝進出ならず
• G20サミット（オーストラリア）閉幕「世界経済の回復は鈍く、先行き不安定」
• 沖縄県知事選　投票中
• 復興支援、巨人×阪神OB戦
• 大相撲九州場所中日8日目　横綱鶴竜、全勝中日勝ち越し
• 大分宇佐　9階のベランダから女児転落
• 北九州空港　小型機、滑走路外れて着陸
• 東京新宿　トラブルから（立ちはだかって）トラックにはねられ死亡
• 全国豊かな海づくり大会、両陛下も出席

「ファイアボール・ブルース２」桐野夏生

「ファイアボール・ブルース２」桐野夏生　2001文春文庫
『小説すばる』1995年3月号6月号8月号11月号、1996年3月号6月号＋書き下ろし

話の展開は面白いのだけれど、語り手の近田の感情に近付けない。
火渡との距離が縮まらないのは感じた。

醒めた感じで、今一つ盛り上がらない。
近田のプロレスへの想いや悩み焦りをもっと描いていれば、ラストがもっとキュンとしそうなんだけどね。

ああ、集英社が単行本化しなかったのは、こういう点が原因だったのかもしれない。
(ってか、ページ(文字)数も多くないので・・・打ち切りだったのか？)
集英社も『OUT』『柔らかな頬』で「しまった！」と思ったんじゃないだろうか。

「ファイアボール・ブルース」桐野夏生

「逃亡　ファイアボール・ブルース」桐野夏生　1995集英社

逃亡？ありゃ、逃亡したのはチョイ役じゃないの？なんだ？このタイトル？
え？えっ！え？なんか私が勘違いしているのかな。
主人公は逃亡していたか？そうなのか？気持ちがか？それで勝てなかったってか？
(文庫では「逃亡」が無くなっているらしい)

火渡さん(♀)の男っぷりがいいですね。
あれだ、タイトルの『逃亡』を『闘魂』にすべきだよね。
あとがきに「女にも荒ぶる魂がある」「闘いたい本能がある」ってあるじゃない。

 

「ファイアボール・ブルース　２」、２があるのか！
なぜか文庫(文春)だけ。
この当時(1996年ころ)の集英社による桐野夏生の評価がわかるね。