NHKあさいちの「食卓丸ごと調査」に批判が殺到した問題。本日の放送
NHKは「データに間違いがあった。修正したデータと見方をお教えします」といって問題のすり替えをしている。
データの見方やデータの間違いが問題なのではない。
問題はたったの7家族を全国の代表であるかのような報道をしていることだ。そんなものになんの価値もない。
本当に地域ごとの食卓の放射線量を調べたいのであれば、NHKの世論調査並みの検査が必要だ。放送中にもあったが、調査量があまりに足りなさ過ぎる。
きちんとした地域ごとの食品安全性(放射性物質含有量)を調べるのであれば、スーパーマーケットなどの抜き取りを大量に行った方がいいだろう。
これをもって「安全宣言」ではないというが、
福島の食材が安全だと言う間違った方向への意識誘導が目的であることは明らか。
室井さんがちゃんと「もっと調べろよ」と言っているが、アホめがねが擁護している。
「これからもモニタリングが必要」という専門家の意見も。
これによって「偏っていないよ。どちらの意見も堂々と取り上げているよ」という演出のつもりか。
その前に大々的な謝罪の方が先だろう。
「この「食卓丸ごと調査」には意味がありませんでした」と放送したことを謝罪せよ。
「【誤解】を与えたこと」への謝罪でいいよ!誤解じゃないだろうけどさ。
カリウム40についてのいいわけも、調査のいい加減さを明らかにするだけ。なぜ、そんないい加減な検査をしたのか。そこからも放送の目的が福島食材の危険性の矮小化にあることが明らかだ。いよいよ謝罪が必要ではないのか。
自分たちで調査をしなおさずに、他の調査結果を引っ張ってきて「大丈夫」と安全報道。
わかりました、わかりました。
NHKの「安全」なんて信用できないことがよくわかりました。信用できないことがよくわかります。
それが現在の方針なんですね。
10年、20年後の検証番組で「対応が不十分だった」ということになるのですね。
NHKはこの問題について検証委員会を作る必要があるのではないか。
「そもそも、何の目的でこの企画がなされたのか」を説明できなければならない。