放射線量 側溝上は比較的高い値
東京電力福島第一原子力発電所の事故で、国の原子力安全委員会が、先月、福島市内のオフィス街で放射線量を調べたところ、泥や落ち葉が積もった側溝の上は、比較的、値が高くなることが分かりました。
これは、原子力安全委員会の臨時会議で報告されたものです。原子力安全委員会は、先月24日と25日に、福島市中心部にある県庁周辺のオフィス街で、空気中の放射線量を地面からおよそ1メートルの高さで調べました。その結果、1時間当たりの放射線量は、泥や落ち葉が積もった側溝の上では、3マイクロシーベルトから4マイクロシーベルトとなっていました。福島市が、ほぼ同じ高さで測った市内の放射線量は、現在、1時間当たり1マイクロシーベルトから2マイクロシーベルトとなっていることから、線量の高さが分かります。側溝の泥に測定器を近づけると、100マイクロシーベルト近くに達する場所もあったということで、放射性物質を含んだちりが蓄積したと考えられています。原子力安全委員会は、人通りの多い場所を優先して、放射線量の高い泥などを回収する必要があるとしています。原子力安全委員会は「行政の管理の下で回収を進め、作業をする際は、マスクや手袋を着用し、放射性物質を吸い込まないよう注意してほしい」としています。
NHKニュース2011-06-05 04:44
『側溝の上(1m)では他の場所の倍の空間放射線量』という判断は甘いだろう。「側溝の泥に測定器を近づけると、100マイクロシーベルト近くに達する場所もあった」ともあるように、100倍と考えるべきだ。
そこは『警戒区域』内にいるのと同じだ。
・・・子どもはバカだからなぁ・・・大丈夫だろうか。
「05月の24日と25日」に調べたそうですが、遅いですよね。専門家が想定できなかったのでしょうか。
吹き溜まりについて武田先生がブログで指摘したのが04月27日で、その後、何度となく言われております。原子力安全委員会が動いた(調べた)のはそれから1ヶ月経ってからということになる。これまでの動きを見ていると『検討』したものが動くのは1ヶ月前後経ってからのようなので、原子力安全委員会は武田先生のブログを見て参考にしているのでしょうか。ぷっ。それも仕方ないかもしれません。忙しくて生活者目線の思考はできないのでしょうから。国民を見ていない政府の方からそういったことへの助言は求められないでしょうから。